円高になるとどうして株が下がるのですか？|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

日本経済は輸出に依存している部分が大きいからです。しかも輸出代金は米ドルで受け取るケースが多いです。
たとえばある会社が＄１の製品を外国で売った場合、その時の為替レートが＄１＝１１０円なら１１０円の売り上げですね。ところがレートが＄１＝９０円になった場合、全く同じ物を売ったのに売り上げは２０円下がってしまいます。
だから円高になると、同じ製品を同じ数売っていても輸出企業の売り上げは勝手に減ってしまいます。売り上げが減れば利益も減って業績全体も悪化します。
その輸出企業と取引している国内の会社も物を買ってもらえなくなりますから、あちこちの企業が売り上げが減って業績が悪化する事になります。
そういう会社の株は持っていても仕方ないと考えて売ろうという人が増えます。売りたがる人が増えれば需要と供給の法則で株の値段は下がります。
日本は輸出で儲けている企業、輸出企業に頼っている会社が多いので、円高になると全体として株が下がるわけです。

回答者：joker (質問から11分後)
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