日本の経済は以前のバブル崩壊の時にかなり内需中心型に変わっているので、実際には輸出産業以外は、それ程大きな影響を受けていないはずです。
しかし株の値下がりにより、金融関係が大きな含み損を抱える事になり、不景気が演出されているのだと思います。
輸入商社なども、本来円高で潤っているところなのですが、大手は為替リスクを軽減しようとして、色々金融的な工夫をしているので、その分が裏目に出て、あまり儲からない事になっているはずです。
また、輸入産業は、国内消費に支えられるわけですが、今の不況感で消費が冷え込んでいる事も大きなマイナスです。
ガソリンスタンドなど、元売価格の値下げで儲かっているはずですが、実際にはガソリン消費が冷え込んでしまい、儲かっているところと、駄目なところに二極化しているようです。