私の場合、敬語の使い方がおかしい頃はまだ学生で、
若さゆえ、周りに咎められる事は恥とは思わず素直に聞けましたのでありませんでした。
社会人となったときは、
バスガイドという職業に就いたため、言葉使いは徹底してシツケられ、間違って覚えていた使い方を直しました。
学校の授業では国語で「敬語」という単元はありましたが、テストの点をとるための勉強といった感じで○はもらえても実用には至りませんでした。
必要性を感じていなかった未熟さから、誰が悪いと言うのではなく私自身が使う気になっていなかったのだと思います。
社会へ出ての大きな間違いをしていたのは
「お疲れ様でございます」「ご苦労さまでございます」のふたつでした。
目上の方へ挨拶としての言葉がけで使うとき「ごくろうさま」が正しいと思い込んでいたのです。
今では自然に出てきますが、
昔はきっとおかしな言葉使いを平気で敬語として使うことが他にもたくさんあったのではないかなと思います。