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70m手前で、ぴたりと止まった津波をどう思いますか。今世紀中、あるいは来世紀中のことを考えると、高台に住むべきなのでしょうか。低地に何千年も住んできた歴史は、2011年でおしまいにすべきですか。愛着があってもですか。

今回の東日本大震災による津波は、漁港から坂道を約800メートル上った場所にある石碑の約70メートル手前まで迫ったといいます。海辺にいた住民たちは地震後、坂を駆け上がって自宅に戻り、難を逃れました。
 漁港近くに船を浮かべ、ワカメ採りの準備をしていた人たちは、山が崩れるのを見て地震を知り、すぐに自宅に帰りました。「家まで上がれば、津波が来ても大丈夫という気持ちがある」といいます。
 津波は湾の堤防を打ち壊し、そのコンクリートの巨大な塊を浜に打ち上げました。樹木は根こそぎ倒され、岩肌が激しく削られました。自治会長の木村さんは「2度も津波で全滅に近い被害を受けており、姉吉の危機意識は強い」と説明します。

 住民たちは昭和三陸津波から50年目の1983年に漁港に観音像を建立していました。毎年6月には供養の法会を営み、惨禍と教訓を継承してきました。

 家に避難した住民は全員無事でした。唯一、隣の地区の学校に子どもを迎えに行った親子4人の安否が分かっておらず、「家は無事でも人が犠牲になっては…」と木村さんは無念そうです。「これからも津波の恐ろしさを伝え続けないといけない」と話しています
 岩手県宮古市は津波で壊滅的な被害を受けました。重茂地区は住宅全壊118件など、計136件の被害を受けましたが、このうち姉吉地区の被害は上記の親子4人だけで、建物も無事でした。

 姉吉地区住民の仕事場は漁港です。毎日ここまで降りてこなければなりません。標高60メートル、距離にして900メートル。毎日通うのはひと苦労で、平穏な毎日が続くと漁港近くに小屋を作りたくなります。これまでにはそんな意見もあったはずでしょう。しかしそれを拒んで不便さをいとわずに先人の教えを守った住民の不屈の精神が、今回の被害を最小にしたものといえます。
http://blog.canpan.info/greenheart/daily/201106/10

  • 質問者:原発っこ
  • 質問日時:2011-06-24 00:32:50
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そうですね・・・。
強制は無理ですが、復興・家の再建に当たって考えるべきことだと思います。
ただ、同じ岩手県内にはチリ地震津波の到達地点より奥に家があるからと
警戒心を亡くしてしまい、結局今回の津波で被害を受けてしまった地区もあります。
どんな時も油断しちゃいけませんよね。

姉吉地区では「標高」を津波到達の目安にしましたが、
後者の地域では「距離」を目安にしたのがまずかったのかなという気もします。

===補足===
ベストありがとうございます。
三陸地域は明治・昭和の大津波とチリ地震津波で3回も
大規模な津波被害を受けており、(リアス式海岸は津波が大きくなり易い)
防潮堤を全海岸に巡らしたんですが今回の津波でそれも破壊されました。
まあ、いくらかは津波の威力を弱めてはくれたんでしょうが・・・。

なお、姉吉地区の話題は地元紙にも載りました。

ちなみに今回の津波はアメリカとチリにも到達、チリは軽い被害で済みましたが
アメリカでは1人死亡者が出たそうです。

  • 回答者:岩手県人 (質問から1日後)
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もう二度と、こんな被害はごめんです・・・。
あー、おいしいホヤを食べたいです。

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海の近くには住まないほうがいいですね。

  • 回答者:匿名 (質問から7日後)
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そりゃあ先人の言う事は時にうざいと思う事もあるでしょうが、年寄りや先人の言う事をきちんと聞く事、これが大事だと今更ながら、思い知らされました。
農耕民族の日本人は土地に愛着を持つようですが、先人の言う事も1つの意見として聞き入れ、今の時代に即した町作りをしなくてはいけないと言う事を事実として受け入れなくてはいけませんね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2日後)
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ほんとうにすごいなとおもいます。

  • 回答者:匿名 (質問から10時間後)
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堤防には限界があります。そこで全てのエネルギーを受け止めることは出来ないのだと思います。5メーターの津波は波長が数キロなので10メーターの防波堤を乗り越えることになります。高台になると思います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から10時間後)
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高台に住まないとダメです。死にたくない人は。

  • 回答者:匿名 (質問から9時間後)
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できる限りの対策はしたほうがいいです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から4時間後)
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私も地震のあと、その石碑の話を知って、なぜだか涙が出ました。
先人の知恵、先人の教えは本当に大切にしなくてはいけませんね。
津波の心配のある地域は不便はあると思いますが、
やはり高台に住むべきでしょう。
そして次の世代にしっかりと天災の恐ろしさを伝えていってほしいと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
  • 1
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住宅は高台にすべきですね。
土地の少ない日本ですから低地も利用しないといけないと思いますが
津波対策の確実に短時間で逃げ切れるルートを作るべきです。
津波が押し寄せる前に逃げ切れればいいと思います。
逃げるのに時間のかかる人の多い入院施設のある病院などは高台に作るべきです。
重要なのはこの悲惨な出来事をずっとずっと伝えていくことです。

広島長崎原爆被害にあった日本なのに危険な核燃料を使っている日本ですから
とても心配ですね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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> 重要なのはこの悲惨な出来事をずっとずっと伝えていくことです。
 これこそが、できていなかった!

70m手前で、ぴたりと止まったのは先人の力なのかもしれません。
先人の教えを守り、高台に住むべきでしょう。

  • 回答者:匿名 (質問から15分後)
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高台に住むべきでしょう。

  • 回答者:匿名 (質問から8分後)
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