経済的には明るいニュースは、来年はあまり期待できないと思います。
もし、期待するとすれば、オバマ氏の経済的な手腕でしょうが、中々厳しい状況でしょう。まず、ビッグ3の救済から手をつけなければなりませんが大変ですね。潰すわけも行かないと思いますが、自動車業界は、恵まれすぎという国民の批判をかわしながら、救済するというのは難しいですね。アメリカ国民の約半数は自動車業界の救済に批判的な状況にありますからね。
しかし、この処理を巧くやっていただかなくては、日本も立ち直れないのではないかと思います。まさに、世界経済の立ち直りは、まだまだアメリカの手にかかっています。
次に、国際紛争も激化の一途を辿るように思います。
イスラエルとパレスチナの戦い、イラクでの紛争、アフガンのタリバンとアメリカ・ヨーロッパの戦い等、収拾のつかない状況になり、安定化どころの話でないと思います。
アメリカは、撤退を余儀なくさせられていくと思います。日本は、一層の肩代わりを求められるのではないかと心配です。
以上、経済と国際関係は、暗雲が立ち込めているという感じではないでしょうか。
私も、明るい話を求めたいです。それが、一つ言えることは、「円高」が幸いするかもしれないということです。
日本にとって救いなのは、日本は経済的には世界で唯一の円高状態にあるわけですから、輸入産業はぼろ儲け状態であると思いますから、還元して欲しいと思います。
電力業界、ブランド品、そして、食料品や原材料が安くなっていますから、ものの値を安くしていただき、消費を促してほしいと思います。これが、景気回復に寄与するのではないかと思います。