実家、兵庫,播州で『夕顔汁』という具だくさん汁がありました。
ポイントはかんぴょうの生を使うことです。
かんぴょうの花が夕方に咲くからか夕顔に似ているからか、それで夕顔汁と呼ぶのだと聞いた事があります。
かんぴょうの実の中心の部分は種が多く一般の干したかんぴょうには利用できません。
そこで種を取って具だくさん汁の具に使うのです。
実の固さは少し違いますがやや冬瓜に似たようなイメージを持っていただいたらよいと思います、
そのかんぴょうと豚肉、かぼちゃ、玉葱、人参、ねぎなどの野菜を入れて味噌味に仕上げます。
かんぴょうの採れる夏にしか食べられない郷土料理でした。