今や大人になった子供が赤ちゃんの頃、国道で信号待ちをしてたところダンプカーに追突されました。勢いあまって私の車(1500cc)は宙を舞い交差点の真ん中へ放り投げられた格好です。気がついたらクラクションの嵐の中大きな交差点の真ん中にいて助手席の足元で子供が泣いていました。
後部座席に据え付けてあったチャイルドシートごと子供がフロントガラスまで飛んできたようでした。据え付け方も悪かったのでしょうが、これが幸いしたか子供に怪我はありませんでした。だって、自分の車の後ろを見たらアコーディオンのように縮まってハッチバックの部分がなくなってました。
私の足元にダンプのヘッドランプが鋭利に割れて転がっていましたが、眼鏡のツル部分に当たったことが後でわかりました。目の横をだいぶ切っただけで済んだのは信号待ちで後部座席の子供を振り返って見た時にちょうどのタイミングだったんだと思います。赤ちゃんの頭ほどもあるガラスのかたまりが後頭部、もしくは子供に当たっていても不思議ではない状況でした。
車は原型をとどめてなかったのでレスキューの方がドアを蹴破って引きずり出してくれました。自力で立ち上がった私に集まった人達から拍手が!!
あとで聞いた話ですが、主人のところには「亡くなったかも」のニュアンスで連絡があったそうです。会社の上司が付き添って来てくれたのですが自力で歩く私をみてポカンとしていた顔が忘れられません。