残念なことですが、あなたが言われるように貧困が無くなるのは難しいと思います。
というより、貧富の格差はますます増加の一方を辿っているといいと思います。
資本主義が純化し、規制がはずされ、自由化はよくすることだということで、何でもかんでも自由化した結果がアメリカのサブプライム問題であり、金融恐慌的な状況を醸し出しています。
資本主義もルール化が必要であることを改めて思い知らされたのではないでしょうか。
しかし、現実には、資本主義が進み、一部の金持ちは大金持ちになり、大多数の貧困層を生み出しています。アメリカを見れば、一部はアメリカンドリームでのし上がる人もいるのでしょうが、健康保険に入れない人は3000万人以上いるとされ、そういう人は治療も受けることができない現実があります。一方、アメリカはイラク、アフガニスタン等で莫大な戦費を使っています。どうして、自国民の福祉に使わないのか不思議でなりません。こういうアメリカが、「自由」や「民主化」をよくいうのが気がしれません。
アメリカにも貧乏な人に真の自由なんてないのではないかと思います。
日本も、小泉元首相や竹中さんは、アメリカのサルまねで規制緩和を「構造改革」の名の下推し進めてきましたが、その結果、ピンはねされた低廉の賃金しか支払ってもらえない労働者を多く生み出したのではないかと思います。
企業は、社会的責任として、労働者の正規労働者化を図っていかねば、少子化はもっと進み、日本は沈没していくと思います。
財界は、安い労働力を海外に求めていますが、その前に企業はもっと努力すべきとおもいます。安易に、安い労働力を海外に求めることは、外国の人にとっても失礼です。
- 回答者:respondent (質問から35分後)
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