北陸―中京以東、沖縄県に住んでいる場合は、感覚的に理解できないかもしれませんが、同和利権の粉砕は共産党の大功績です。糾弾の嵐からどれだけ多くの人を救ってきたことか。この点は保守言論は負けを認めるしかないと思います。マスコミが糾弾を恐れてタブー視する中で、唯一共産党のみが、八鹿高校事件以降、果敢にこの問題に取り組んできました。
最近では、平成18年に関西一円で、部落解放同盟幹部による一連の不祥事が白日の下に晒されました。同じ年、福岡の三輪中いじめ自殺の背景に行き過ぎた同和教育(=解放教)があったのを議会で取り上げたのは共産党の県会議員でした。日刊紙で唯一この問題を報じたのは赤旗新聞のみでした。(オピニオン雑誌では保守系の正論も報じたが・・・。)
同和利権の真相シリーズを是非呼んでください。共産党に対する見方が変わります。4巻には、三輪中いじめ自殺の舞台となった地域についても書かれています。
他にも、広島のケースなどを調べてみるといいでしょう。たとえば、首相経験者が次のような発言をしています。
参議院予算委員会議事録
第145回参議院予算委員会 1999年3月10日
議題:広島県立世羅港校長自殺事件
宮澤喜一
実はこの問題はきのうきょうの話ではございませんで、四十年ほどの歴史がございます。それも、今、校長さんのお話からお聞きになりましたように、広島県のほとんど東部に限られた問題でございました。ですから、それは私がまさに選ばれてまいりました地域でありまして、四十年間たくさんの人が闘ってまいりました。こうやって今命を落とされた方の報道がございましたが、人の知ると知らないとにかかわらず、たくさんの人がいわばリンチに遭い、職を失い、あるいは失望して公職をやめる、それは無限にございます。
しかし、何でその闘いが勝てなかったかといいますと、基本的には、部落という問題に関係がありますために、これについて報道することが差別発言になるということを報道機関は常に恐れておりまして、このことを口にすることができない。天敵は共産党であります。共産党だけは実に勇敢に発言をしてきましたが、それ以外は、これについての差別発言を批判されるために世論の形成ができない、これが一番の原因であったと思います。
- 回答者:respondent (質問から4日後)
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