質問

終了

事件を権力でもみ消そうとしたため相手の女性が怒って、とうとう裁判沙汰になってしまいました。

●「セクハラで精神的苦痛」女性教諭が校長らに賠償請求へ/神奈川
神奈川新聞記事より
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0912180044/

　県立高校の校長らによるセクハラで精神的苦痛を受けたとして、大和市内の県立高校の女性教諭（50）が、校長らを相手に損害賠償を求める訴訟を来年１月に起こす。

　教諭らによると、５月８日夜、同じ学校で働いたことのある校長の携帯電話のアドレスから「抱きたい」など４通のメールを受信した。

　教諭の相談を受け、県教育局厚生課などは、メールが送られた時、校長と一緒に食事をしていた教育関連施設に出向中の部長と課長らに事情聴取。「（メール内容は）セクハラにあたる」と同課などは判断したが、「メールを送った本人を特定できない」として処分を見送ったという。

　女性教諭は処分見送りに反発。「セクハラと認定しているのに、誰も処分されないのは疑問を感じる」と話し、訴訟を起こすことを決めた。

　教育局行政課は「処分見送りは適切な対応と考えている」などと説明している。

(参考)
●校長携帯電話からセクハラメール、県立高女性教諭が提訴の意向／神奈川
http://cat.cscblog.jp/content/0000977801.html
毎日新聞記事より

　神奈川県立高校の女性教諭（５０）＝大和市在住＝が１８日、大和市内で記者会見して、教育関係者によるセクハラメールを送信され精神的苦痛を受けたとして、年明けにも横浜地裁相模原支部へ慰謝料などを求めて提訴する意向を明らかにした。

　女性教諭によると、メールが送信されたのは５月８日夜で、元同僚で別の県立高の男性校長の携帯電話から「抱きたい」「寿司くったらやろう」などと書かれた４通が送られてきたという。

　送信時、校長は県の教育施設の女性部長と男性課長とともに横浜市内で飲食していたといい、校長はメールを送信したのは女性部長だったと説明したという。

　女性教諭の訴えを受け、県教育委員会は校長ら３人から事情聴取したが、「誰がメールを送信したか特定できなかった」との理由で懲戒処分は行わず、県教委は取材に対し「（校長らに）口頭で適切な指導は行った」と話している。

　女性教諭は「なりすましメールは学校現場でも、いじめや校内暴力などの問題が生じ、対策に苦慮している。管理職がこのような行為をしたのならば、絶対に許されることではない」と訴えている。

・・・・・事件そのものはよくあるくだらない話です。日ごろから「いい女だなあ。やりたいなあ」と下心を持っていた女性に、校長先生が酒の勢いもあって「抱きたい」など４通のメールを送って脈がありそうかどうか反応を見た。

　しかし送られた女性が騒いでしまったので、最初は「女性部長が送ったからセクハラではない」とごまかし、追及されると「誰が送ったか解らない」とうやむやにしようとした。そして権力があるので「処分見送りは適切な対応」と言い張ってあきらめさせようとした。

　たぶん普段から下心が見え隠れしてこの女性教諭は不愉快に感じてたものの、上司だから我慢のでしょう。

　食事中に四通も送ったんですから一緒に同席した人は気付いたでしょうし、「女性部長が送った」などど嘘をつかなければここまで揉めることはなかったでしょう。正直にあやまれば、裁判なんかにならなかったと思います。バカな事をしたものです。

私は(この女性教諭は出世の道を閉ざされ何かと冷遇されるだろう。それなのに「権力を盾にしたした不正は許さない」と勇気を持って訴訟を行なうなんて大したもんだ)と感心しました。

みなさんはどのように考えますか?

質問者：ミッチェル
質問日時：2011-10-23 11:37:47
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