まず第一に、原油はそれだけ埋まっていないと思います。
1994年近代的地震探査による政府公表の埋蔵量は約5億キロリットルとなっていますが、
それでもあくまで推定で、もっと埋まっている可能性も、逆に少ない可能性もあります。
また、日本の技術は海底油田開発においてはアメリカよりも劣ります。
(というか、練習できるだけの海底油田も無いですし)
リスク等を考えたら、「買った方が安いかも」とすらいえます。
だいたい、そんな額埋まっていたら石油そのものの値段が大幅に下落するでしょう。
将来的には、それなりの利益を生むでしょうが、
石油流出の際のケアも考えると、
もう少し、海底油田採掘及び失敗の際にケアの技術を身につけてから。
もしくは米等と共同開発でリスクを分散するしかないと思います。
中国と一戦交える価値のあるものとは残念ながらいえませんね。
無理して掘ったら、買った方が安かったという結果になるかもしれませんし。
そもそも、後進国じゃあるまいし今さら地下資源に頼ることはないのでは。。。