年金の破綻が国家財政の破綻とイコールだとは思いません。
年金はそれ自体独立して運用されています。
年金が完全に破綻することは国家の信用問題としてないとは思いますが、給付額の極端な抑制や給付条件の改悪、保険料の引き上げなどによって、魅力を感じないシステムになってしまうことは充分にありうると思っています。
というか、人口が増えて、経済的にも成長を続けているという条件で構築された現在の年金システムは、ある意味ではすでに破綻していると思っています。
ちなみに、年金を払うべき年齢に達した時からそう思っているので、年金は一切払っていません。
今から払い込みをしても、おそらく死ぬまでには給付条件を満たすだけの期間払えないので今後も払うつもりはありません。
老後の資金については個人的に資産運用をしており、ここ10年ほどは年利で10%以上の成果が上がっているのでとくに問題だとは思いません。
年金の運用担当者に経費を払って運用してもらって変な使い方をされるくらいならよっぽど得だと思っていますし、万が一失敗して資産がなくなってしまったとしても自分の責任だと納得することができます。
===補足===
相互扶助の大義名分の元に効率が悪く将来的に破綻する可能性の高い運用システムを長年放置し続けてきた年金の運用元が信頼できないからです。
信頼のできない人にかなり多額のお金を委託することに抵抗感は感じませんか?
年金を払う年齢の頃に、運用実績や運用方法を調べて、さらにその時に問い合わせに対応した社会保険庁の複数の職員の態度から、国民年金に不信感を持ったのも払わない理由です。
まあ、そういうことを全て分かった上でそれでも払い続けるという主義ならばご立派だと思います。
ぼくにはとてもまねのできない崇高な精神性を持った方だと思います。