アメリカに留学していたころです。借金をしてまで留学したので当然のことですが。
住居費の切り詰め。
留学生仲間はドアマン付きのセキュリティーのいいマンションに住んでいましたが、私は大学経営の安アパート。セキュリティーなしエアコンなしのアパートで、夏は40℃の猛暑に、冬は-20℃の寒さに耐えました。
食費の切り詰め。
大学主催の無料パーティーやスポンサー企業の無料ランチ付き説明会には必ず出席。タダメシスケジュールをしっかり管理してました。
食事は自炊。パンよりもコストパフォーマンスが良く日持ちのする米食主体(日本よりも安いカリフォルニア産ジャポニカ米愛用)。炊飯器を買うお金などないので鍋で炊飯。
大好きなチキンは一番安い骨付きムネ肉を買い、自分でさばきました。骨はスープのだしとして活用。ビーフやポークも骨なしよりも骨付きの方が安いので、骨付きを買ってさばき、骨はもちろんスープのだし。
学食で食べるお金がなく、スーパーで格安で売っているベーグルとコーラを手弁当として大学に持ち込み。
外に出るとお金がかかるので大学の図書館でひたすら勉強。幸いにも図書館からアパートのそばまで大学がスクールバスを運行していたので夜中まで勉強できました(大学がスクールバスを運行しなければならないくらい治安が悪いエリアでした。アメリカでは「命は金で買うもの」ということを実感しました)。遊んだ記憶が全くないです。
病院にかかるとお金がかかるのでひたすらドラッグストアで売っている大衆薬でガマン。歯の詰め物が取れたときも、ドラッグストアで歯の詰め物キットを買ってきて自分で詰めました。
授業料の滞納。為替が円安だったので円高になるまで授業料を滞納。さすがに学生課から呼び出しをくらいました。
貧乏脱出は留学後。大学院留学だったので帰国後いい給料の仕事につけました。が、最初の3年間は借金の返済に追われてました。4年目くらいから貯金ができるようになりました。もっとも仕事で忙しくて使っているヒマがなかったですが。今は早期退職してmattari
暮らしています。