留学準備のために会社を辞めて浪人生活をしていた時代に貧乏生活をしていました。
アパートはトイレ共同、洗濯機共同、お風呂なしの4畳半で都内23区内で29,000円。銭湯は当時380円でした。でも銭湯代節約のために、お風呂は週3回、あとは台所の水で洗髪したり、洗面器一杯の水で体を洗ったりしていました。食事は1日1-2食。お米の節約によくおかゆを作りました。飲み物はマイボトルを常に持参。電車は料金が上がる1つ前の駅で降り20-30分歩いていました。
光熱費節約のため冷暖房は一切なし。服なんて買ったことはありません。失業保険は週1時間の予備校の個人レッスン費用にすべて消えました。テスト受験や出願費用のため貯金もどんどん切り崩しました。失業保険受給期間中は国民健康保険料が払えず、妹の保険証を使って病院にかかったこともあります(時効を過ぎたので言えますけど)。
それでもいい大学に留学したかったんです。有名大学院に受かったものの、お金がなく遊ぶこともできず、授業料を払うことすらギリギリで何とか卒業しました。しかし、苦労した甲斐あって、以前の会社の2倍近くの給料のポストに転職することができました。しかし、転職後も3年半は借金返済に追われました。
私の20代後半から30代前半は金策と勉強だけの日々でした。でも自分が人生を賭けてやりたかったことなので、後悔したことはありません。