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質問

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なぜ二股(Y字)のD端子ケーブルはないのでしょう?
セレクターはあって当然なのですが。
D端子といってもアナログですし、HDMIのように双方向でもありません。
S端子ケーブルの二股はあるのに・・
S端子との違いは、
走査線数・走査方式・アスペクト比の識別信号が送れること。
二股にしたことで画質が落ちる以外に
なにか二股にできない理由があるのでしょうか?
プラグ差込検出が問題?
詳しい方教えて下さい。

  • 質問者:D
  • 質問日時:2008-07-10 11:56:36
  • 0

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二股のD端子ケーブルが存在しないことが不自然なのではなく、
二股のS端子ケーブルが存在することが異常なのです。

アナログの映像信号は、コンポジット(VBS)、Y/C、Y/R-Y/B-Yを問わず75Ωで送り75Ωで受けるのが鉄則です。
単純にニ分配して75Ω機器を2台パラレルにつないだのでは、
受け手側の入力インピーダンスは37.5Ωになってしまいます。
これでは、信号のレベルは本来の値の2/3に低下してしまいます。
これを回避するには、受け手側機器の入力インピーダンスを1台を除いてハイインピーダンスに設定してやらなければなりません。
しかし、民生機にそのような機能はまずありません。
したがって、本来の映像とはかなりかけ離れた映像となってしまいます。

確かにS端子のニ分配ケーブルは存在するようですが、まともな大手メーカーは発売していないと思います。
これは、映像信号の基本を無視して、無知な消費者の需要を拾おうとした典型的な邪道商品だと思います。
ですから、そのうちにD端子のニ分配ケーブルが商品化されてしまうことは考えられると思います。

  • 回答者:ベーカム (質問から11時間後)
  • 5
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

良く判りました。
黄色のコンポジット端子のニ分配ケーブル(ビクターなど)は良く売られているので
SやDも同じアナログなら大丈夫かと思ってました。
異常な事だったのですね。

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