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ボクシングは色々な団体(WBC、WBA、IBF
WBO)があり世界チャンピオン
といいながら数人がいますが

なんでそういう形になったのですか。

そしてチャンピオンになって対戦相手をチャンピオン側が選べるのはなぜですか

チャンピオンになった団体の責任者
が防衛相手をきめればいいと思うのですが
そもそも興行をチャンピオンのジム仕切りもおかしなものですが


そのへんの知識や歴史
豊富な方ご教授下さい

  • 質問者:DPR
  • 質問日時:2009-12-02 01:21:01
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歴史的にはWBAが一番古いですね。そこからWBCが分裂。
WBCは加盟国が最も多い団体になっていると思います。
元々WBAはアメリカ合衆国内の団体=NBAと称していました。その規模が大きくなってWBAという名称に変えたんですけど、アメリカ主導が強く、議決権においてアメリカの「州」と他国の「国」が同等だったんだそうです。
WBCは、WBAのほかヨーロッパ・南米・東洋などが対等の立場で討議する機関として設立され、WBAの不公平な議決権のあり方に嫌気がさしていたアメリカ以外の国が離脱しはじめて、1960年代終わり頃からデカくなってきました。
IBFやWBOについても、WBAの会長選でゴタゴタ(アメリカと中米の綱引き)が元で分裂してきています。
で、各団体が世界王者を認定しているから1つの階級に世界王者が何人もいるような状況になってしまっているわけです。

チャンピオンに挑戦者を選ぶ権利があるのは、ボクシングが「興行」だからです。
興行主としては世界タイトルマッチとそうじゃないのとでは興行収入が段違いです。そういうメリットがあるから、チャンピオン側としてはなるべく勝てそうな相手と試合を組みたいですよね。
一方、世界王座の認定団体は、タイトルマッチの認定料が入ってくるからそれを認めます。利害が一致するわけです。
但し、あんまり弱い相手ばっかりと戦っているようでは、世界王座の権威が低下してしまい「あそこの団体の王者は弱い相手とばかり戦っている」と非難され、結果的に興行収入に響くことになるもんですから、定期的に「指名試合」を義務付けているわけです。

因みに、興行権にはオプションというものがあり、王者が試合に負けてタイトルを失ってもその後2試合は興行権は移らない・・・・という慣例があります。これは、王者がタイトルを失っても、再挑戦ができるようにするための慣例です。各団体とも、リターンマッチは原則的に認めていません。但し、リターンマッチの定義は、「負けた直後の再挑戦はダメよ」というもので「間に1試合挟めばリターンマッチではない」ことになっています。
チャンピオン側としては、お金になるのですから、なるべくタイトルを手放したくないですよね。だから、そういう契約が認められています。

「ジムが仕切る」のは日本だからです。日本のボクサーは必ずどこかのジムに所属しなければならないんです。アメリカなんかだと、プロモーターの仕切りになります。ドン・キング氏なんかが有名ですよね。

いずれにせよ、ボクシングもスポーツビジネス。やはり「お金」です。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

プロレスも同じ状況だと思います。
個人の団体が営業しているような感じですから。
アメリカや日本やアジア、ヨーロッパなどの国でも対応や人気画違うと思います。
ボクシングは、アメリカ等の北米やアジアのスポーツの色彩が強いです。
また、プロレスと同じでTVや興行主のお金次第ですから、
世界のスポーツではないですから、
お金になればいいのです。
チャンピオンの価値なんてないです。

  • 回答者:レイバー (質問から10時間後)
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