苦手なら必要最小限度におつきあいする方向が望ましいです。
相手にも苦手意識は伝わるものなのです。
ほら、自分が嫌いな相手からは結構な確立で嫌われますよね。その定義みたいなもんで苦手な相手からは苦手だとこちらも思われてしまいます。
どうしても、というときもあるので困りますね。
私は介護の仕事をしていますのでありとあらゆるお年寄り
(当然のことながら、お年寄りは特別な生き物ではなく、同じ人間ですのでこの方たちにも性格も趣味趣向があるので)と接しています。
ただ、年代的なことや体の状態から見て(確実に若いものより弱っている)共通点はあrます。
それは、常に「若者が思うよりも、とてつもなく体がしんどい」です。
それゆえに、難しいことを考えたり細かい文字の文書を読む、はっきりしない小声は聞き取りにくい、立ち上がるだけでも座ろうとするだけでもあちこちが痛い。
もっとあげればきりがあrません。
とにかくあちこち痛くて想像以上にしんどいのです。
そこにきて、こちらが気を利かせたつもりで親切をしたら
いきなり機嫌をそこねてしまうことと大喜びすることも起こります。
このとき、その差は、お年寄りが「面倒でない」「ひとつのことを今してもらえばすむ」
「すぐに答えがでることを聞く」・・・・・・など
簡単にできてしまうことと、後始末が必要ではない、後の世話がいらない親切ならいいのですが
面倒な作業がついてくる親切をすると怒り出したりすることがあります。
また、一度に二つ上の返答をしなければならない聞き方をすることはタブーです。
「りんごとみかんのどちらをどこの市場で買ってきましょうか?安いのと高くてもおいしいのとどちらがいいですか?」などという質問は避けて、こちらで先を見越してYES・NOだけで答えられる聞き方をするといいです。
面倒を押し付けにしないこと、ハキハキ明るく喋る、愚痴を言うことは避けて(マジメな方が多いので悩ませる)
見返りのない親切をする。これは利きます。
あとは、よく動いてあげることと、よく話を聞いてあげること。
お年寄りの共通点から、人の話を長々聞く忍耐力がありませんが自分の過去の話をする、聞いてもらうのが大好きです。
まとめると、全て肯定してあげて、いけないことは架空の人物でも仕立て上げてその人の行いがこうでえらい目にあったとかいう話しを、何度かして学習してもらうようにしないと機嫌を損ねて聞く耳を塞ぐので無意味になってしまい、しかも関係がまずくなります。
全ては体がしんどいこと、辛いこと、孤独なこと
そして苦労の数も私たちより年の分だけ多くてプライドも高いというtころからです。
その人が悪いのではなく「しんどいんだ」と認識し、
そして、人間としての基本、「弱者に本気で腹をたてることは恥」
これを頭においておくと腹がたちませんし、優しくしてあげられ、好かれすので相手するのも楽になるのです。
時間というより年月がかかる気長な自分作りからはじめないといつかはボロが出てしまうので自分磨きが第一条件です。
年をとると子供に返るというのはウソで
子供は無知のせいで稚拙な生き物、お年よりは「大人」です。
かなり賢く何もかも見抜いている怖い存在です。人生の大先輩ですからね。
でも、関わらねばならないのであれば楽にいきたいですね。
お互いのために、健康体の自分が100パーセント自分改善して歩み寄らないとづしようもありません。
===補足===
付け加えると、お年寄りは「とっても気が短い」です。
それも、やはり「体が辛い」ため、長く待てないんです。
あと、何でも早くしようと病院であせったりする、バスで前へいきたがるのは
自分が動作が遅くおいていかれるかもしれない、または、人を待つのも嫌いですが
それは待たせるのが嫌なあまりに(とても律儀)早くから準備していて定刻には既に疲れているからイライラするようです。