九州説
願望というより、魏志倭人伝の記述の内容でそう思います。
温暖な気候であることと、長寿の者が多いというもの、この2点です。
医療の発達が見られなかった時代は一般的に温暖な地の平均寿命が長かった
んだそうです。大正時代、南の平均寿命は東北のそれに比べてかなり長く食生活
の違いを差し引いても気候が平均寿命に与える影響は大きいと医師が書いていた
のを読んだことがあります。
近代医療と程遠い太古の昔であれば気候が寿命に与える影響はより大きかった
と言えるでしょう。
九州、畿内両方に2つの勢力があったのは間違いないでしょう。
日本書紀、古事記における倭建命(日本武尊)の西征はそれを裏付けていると
と思えます。