うーむ…
一番は決めきれないんですが、自信を持っておすすめでき、かつ、自分でも何度も読み返してしまう作品に、フレデリック・フォーサイスの『ジャッカルの日』があります。
1960年代のフランス、秘密軍事組織OASが、プロフェッショナルの暗殺者(暗号名:ジャッカル)を雇って、シャルル・ドゴール大統領の暗殺を企てるという話です。
ノンフィクションではないものの、事実も巧みにまぶされており、セミ・ドキュメンタリーといったところでしょうか。長年ジャーナリストをしていたフォーサイスならではの傑作だと思います。
自分としては、ジャッカルが緻密にプランを立てていくあたりの描写がすごく好きで、仕事にも生かしています。
===補足===
古い作品なので文庫化しており、ブックオフなどで200~300円で売っていると思います。