功罪半々と思います。考え方は良く、むしろ遅すぎたと思います。しかし、内容や実態をよく把握しないで結論のみに目が行き、郵政族にいい塩梅にやられてしまったのが現在の姿と思います。
あれだけ手間暇掛けて金掛けていながら、今頃になってかんぽの宿問題がこんなような騒ぎになっていることを見ると、今まで何を検討していたのか、何を工作していたのかとそのひどさに呆れています。
また、郵政民営化の政府の責任担当相は鳩山総務大臣のはずなのに、今まで放置しておきながら、ここに来て鬼の首を取ったように毎日得意気にテレビに映っているが、これを称して「天に唾する」典型的な見本とそのお粗末さに言葉を失っています。
それにまだ気がつかないで、未だに毎日のように同じことを繰り返している政治家の頭の中はどうなっているのでしょうか。
そしてそもそも過去の郵政大臣は、小泉もと総理も含めて、そのポストにいるときに何をしていたのでしょうかね。実態を把握もしないで、民営化、民営化と格好良く叫んでいただけとしか思われません。
民営化した後、少なくとも随分サービスは悪くなり、我々は不便になっていると思います。消費者、即ち国民の意見を全然聴取もしていないが、それでよいのでしょうかね。
良かったことは、公務員の数を減らす方針が出たことだとは思っていますが、まだ具体的に公表する段階に内容で、それを確認しない限りおっしゃる結論は出ないと思っています。