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質問

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血小板の数値が低いと体にどんな異常がでるでしょうか?
体に青アザみたいのが表れるのは血小板の異常でしょうか?
ビールの飲みすぎでも体に青アザってできるでしょうか?

===補足===
あと、爪が脱皮するみたいにむけてきたりするのは何が原因なのでしょうか?
青アザの補足ですがビールを2本以上飲んだときに出てくるようです。
痛みもない500円玉くらいのあざが数か所できてしまうのです。
この相談は65歳の知人の相談です。

  • 質問者:かなた
  • 質問日時:2009-03-08 18:42:47
  • 5

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血小板の働きは、血管が傷ついて破れてしまった時などに、傷口を塞ぐ働きがあります。血小板が少ないと血管が壊れてしまったときに、修復されなくなってしまいますから、内出血が起きた時に青あざとなる確率は当然高いと考えられると思いますよ。
止血作用の働きが低下すると考えればいいと思います。

逆に多すぎると、血栓となってしまい、血液の流れが悪くなり、血管が詰まってしまうことがあります。詰まる場所によって、脳梗塞、心筋梗塞・・などと名前は変わってきます。

正常値は15~35万/μlとされていますが、少なくても、通常10万/μl位では、他に疾患がなければ問題ないとされているようです。その値が5~10万/μl位まで、減少したときに自覚症状も出始めます。それでも、これくらいでは、自覚症状の出ない人の方が多いです。この位の値になって、自覚症状(出血傾向、今回の青あざなども)が出るときは、原因を探して見るのがいいかと思います。

補足の件の爪の脱皮みたいなのは、何とも言えませんが、爪の成分はケラチンというタンパク質で、爪は皮膚が角質化したものです。
原因の一つは、タンパク質、ビタミン、ミネラルの不足が第一に考えられます。皮膚の延長戦のようなものですから、栄養状態が悪いと爪の状態も悪くなる可能性はあります。
また、栄養状態以外では、外的な要素として、洗剤などの薬剤や手先を使う仕事などで、外的に傷つけてしまう場合などかと思います。

もう一つ、ビールを飲んだ時のあざですが、こちらは、私の推測、考えになりますが、
アルコールは血液の循環を良くする働きがあります。あざに見えても実は血行が良くなって一時的に赤くなる状態が、たまたままだらに出てくるのでそれがあざのように見えるのではないかと思ったのが、1つ。若しくは、やはり、血小板の減少と関係していて、毛細血管などが軽く傷ついていて、血行が良くなることで微妙に部分的に軽く皮下出血をしているケースなどが考えられます。でも、2つ目のケースだと、かなり血小板が減っている人に起こりうるのではないかと・・。
アルコールが体内から消失した頃に同時に、あざが引くようであれば、さほど問題ないと思います。血行が良くなったことで体が紅潮しているだけのような気がします。

  • 回答者:匿名 (質問から45分後)
  • 4
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

血小板が少なくなると、基本的にはちょっとしたことで出血しやすくなり、血が止まりにくくなると言われています。他にも、女性なら月経血が多くなったり、ぶつけたりしていなかったり、ちょっとした打撲でもすぐに青アザができたりします、また、消化管や粘膜、歯茎や脳の血管などからも出血が起こる場合もあるそうです。

確かにお酒の飲みすぎでもそうなりますが、大抵は肝硬変など肝臓に異常がある場合が多いです。
血小板が減少する原因といっても様々あり、紫斑病やHIV感染によるもの、リンパ腫、再生不良性貧血、白血病、溶血性尿毒症、薬剤の副作用によるものから、輸血によって血小板の値が一過性で低くなるなどたくさんあります。

【参考文献】
メルクマニュアル家庭版>血小板減少症

===補足===
肝臓の代謝機能(アルコール分解能力)が高齢になって低下しているのかもしれません。
爪の変形については、老化という大元の原因を除けば、循環器が弱ったり、甲状腺に障害があったり、貧血などでそうなる場合があります。
仮に肝臓が弱っているとすれば、血小板減少と爪の変形とで症状が一致します。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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