車を買うときにここは気をつけて見た方がいいとかセールスに必ず聞いておいたほうがいいというような注意点はありますか？あと、...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

元ディーラー営業マンより・・・

ディーラー店内は営業マンが当番でお客様の来店に対応しています。
今のディーラーは受け付けの担当と思われるかもしれませんが、女性も営業マンです。
「車を検討している」と言って頂けるのが一番うれしいですね。
中にはカタログ収集だけのマニアの方もいます。
○○社の○○販売店の対応はああだった、こうだった、出てきた飲み物は○○だった、もらえた粗品は○○、営業マンのネクタイの趣味が悪い、ボールペンは３本で１００円の様な安物といった様な荒探しをご自分のブログに得意げに書かれている方もいます。

ちょっと、横道にズレてしまいました・・・

新車購入でしたら、予算と主な使用目的を伝えて頂ければアドバイスさせて頂きます。
ディーラーは同じメーカーの車を販売していてもディーラーは別会社という事があります。
ちなみに判り易くお話すると、同じトヨタカローラを販売しているディーラーも「トヨタ東京カローラ（株）」と「トヨタ西東京カローラ（株）」があります。
つまり、同じ車の見積もりを取っても別々の価格が出てきます。
車種が決まっているなら、こういった事を調べて「相見積もり」を取ってみましょう。

昨今の史上最低の車販売のこの時期、どこのメーカーもディーラーも経費削減に躍起になっています。
なので最初に行かれた時に、購入意思のはっきりされない方には簡単なリーフレット状のカタログが渡されるかもしれません。
また、最初から肩書きの上の営業マンが出てくる場合は、かなりゴリ押しされるかもしれません。
ディーラー全体の販売ノルマがキツイと成績の良い上位営業が店舗に常駐する事が増えます。
笑顔で対応しますが、「絶対に逃がさない！俺が売ってやる！」という使命感でゴリゴリと押す営業も実際にいます。

話の主導権は常にお客の方に持たせてくれる営業がベストです。
また、ご夫婦で来店されて最終的に奥様の口から「同じ車だったら○○店の方が安かったから・・・」と言って頂ければ、営業もかなり火がついて上司に掛け合って最終的な値段まで出すことがなんとかできます。

あと、実体験から言わせて頂くと、こんなお客様の声がありました。
後輩の経験ですが、彼が店頭当番の日にご夫婦で来店されたお客様の商談になりました。
小１時間程度経った時、お客様から「で、あんたの顧客って何人位いるの？」と聞かれたそうです。
このお客様は私たちのお店に来る前に別のメーカーのディーラーに立ち寄ったそうです。
そこの営業マンと商談している最中に５回もお客様から電話がかかって来てまともに商談にならなかったと言っていたそうです。
そして「いやぁ～、今考えるとあれだけ電話がかかって来るという事は沢山の商談を抱えている大した営業マンなんだろうなって思ったんだよ」と・・・
後輩には商談中は１本の電話もかかって来ておらず、返す言葉がなかったそうです。

売り手側の裏のお話ですが、約１時間程度営業とお話する時間がありましたら、この様な点も見ておいてください。
その営業マンの実態が分かるかもしれません。

確かに面白いほど売れまくる時期もありましたが、その時は店番をしていて飛び込みのお客様が来店されて商談となっても電話がよくかかってきていたもんです。。。

長くなりました、お詫び申し上げます。

回答者：匿名 (質問から52分後)
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この回答の満足度

とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

とても丁寧に解りやすい回答ありがとうございます。
結婚前までは父親とディーラーに行っていて（Ｔ社）
待たされるとか、パンフレットも言わなきゃもらえないというのが
経験した事がなかったので先日の対応（Ｈ社）が普通なのかなと
思って、今回車を買うのにもしかしたらやめておいたほうがいい要素が
あったのかな？とか思って質問させて頂きました。
車種は決めていてあとはどの店から買うかくらいなので
見積もりの件も踏まえていくつかまわって商談をしたいと思います。
大変参考になりました。ありがとうございました。

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