「投資しんたく」って何ですか？最近、資産運用という言葉が気になってまして。。。簡単に教えてください。|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

投資信託とは、投資家（あなた）からお金を受け取って、大口のお金として取りまとめ、株式や債券などの金融商品に投資して、利益があがれば投資家に分配する金融商品です。利益の配分は、分配金（定期預金の利息のようなもの）で行ったり、再投資して基準価格（投資一口あたりの価値）があがったりすることで、利益分配します。逆に、損失が出れば、分配金を出さなかったり、基準価額が下がったりします。

つまり、預金と異なり、元本保証でないことに注意してください。

もちろん、投資家が直接株式を買ったり債権（国債など）を買うこともできます。では、なぜ投資信託があるかというと、リスク分散や小口投資を可能にするためです。

ひとつの銘柄より、複数の銘柄を買うことでリスク分散できると言われています。たとえば、A株式会社の株だけ買っていたとき、Aの株価が50%下落すると時価で50%資産が目減りします。そこで、A社以外のB社の株を買っていたとき、B社が50%値上がりしていれば、A社株価の値下がりとB社株価値上がりで相殺されます。このように、１社より２社、２社より数社、数十社と銘柄を分散させることで、特定の会社の株価の上下が平準化されると言われています。なお、このようにリスク分散させるのに、個人でやろうとすると莫大な投資資金が必要ですが、投資信託は小口から投資できるのもメリットのひとつです。

ただし、投資先の会社の株価のほとんど全部が値下がりすることもあるので、リスク分散が絶対正しいわけではないことに注意してください。

上記は株式投資信託ですが、債権への投資を中心としたもの、株式と債権の混合型、外国株などに特化したもの、商品市場（コモディティ）に特化したものなど、投資先が幅広く選べます。また、投資先をプロが選別する投資信託（アクティブ型といいます）や、株式市場全体の指数にのっとった投資信託（インデックス型といいます）などの種類もあります。

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最後に、投資信託の最大のデメリットは、「保有コストがかかる」という点です。最近は、買い付けや売却に手数料のいらない投資信託が増えていますが、保有コスト（信託報酬）がかかります。定期預金、株式（現物株取引）、債権など、保有するだけではコストがかからないのですが、投資信託は利益が出ようが損失を出そうが、とにかく信託報酬はきっりりとられます。中には1%未満のものもありますが、これは結構ばかにならないコストであるということに注意してください。たとえば、信託報酬が0.5%の投資信託の場合、1年定期預金で1%の利率のものと比較したら、運用で1.5%以上のパフォーマンスを出さないと定期預金に負けてしまいます。プロが運用するから、1.5%くらい軽いだろう、などということはないことに注意してください。投資信託のなかには、平気で数十%値が動くものがあります。

回答者：回答者 (質問から34分後)
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