「白紙の小切手で渡します。あなた(社員)が、自分がもらってしかるべき金額を自由に書いていただいて結構。会社に貢献したと考えるなら、その対価としてもらうべき金額を書いてください。もう少し努力が必要だったと思うのなら、それに見合った金額を書いてください。」
「なお、非現実的な金額(数十億円)などを書いても構いませんが、会社が傾きます。その結果、会社を清算することになります。その場合、みなさんの雇用は保証できません。その点を注意して金額を書いてください。」
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・・・うーん、なんて太っ腹。まあ、ありえないでしょうね。株主に、こんなボーナスの支給方法をしたことの説明ができません(株主代表訴訟を起こされそう)。
===補足===
あ、書いた後に思ったのですが、数十億もらえれば、解雇されても誰も文句言わないような気が。それなら、きっとみんな数十億と書きそう。
しかし、まともに考えると、数十億円の金額が書かれた小切手を複数の社員が会社にたたきつけても(それらの小切手は、会社に対する債権)、会社の全資産が1億円とかしかなければ、1億円を債権額に応じて按分するので、数十億円は決して手に入らないでしょうが(仮に100人の社員が1億の小切手を持ってきても、一人あたま100万円しか回収できない)。