診断を受けられたのでしょうか ? 乾燥性といっても症状によって対処法が違います。
突っ張るだけなら単純なドライスキンなので、顔と同じで水分が不足しているだけですから、保水性の高い化粧水やボディローションを、手の平で押さえるように付ける。
発疹がないのに痒みがあるのなら、内臓疾患、薬剤の副作用、食品アレルギー、妊娠、心因性などが原因であることが多いので、皮膚科で受診を。
一般的な乾燥対策としては、住環境の改善(エアコンの長時間使用しない、過度の暖房をしない、コタツや電気毛布の長時間使用をしないなど)、入浴改善(過度の入浴や石鹸の使用をしない、タオルで擦る、イオウ入り温泉入浴剤の使用しない)、刺激回避(ウールなどの刺激のある肌着は着用しない、飲酒や香辛料の摂取を控える、発汗時はぬるま湯で濡らしたガーゼで拭き取る、ストレスを溜めないように注意する)、入浴後のケア(入浴後15分以内に乳液やクリームなどで皮脂を補う、保湿薬などを付ける)。
失礼ながら、もし御高齢であるなら、皮膚そう痒症を発症していることもありますから、同じく皮膚科に受診して下さい。市販薬には抗ヒスタミン薬が入っていて、無闇に使用すると眠気やふらつきなどが起こり、事故に繋がる可能性が高くなるだけではなく、前立腺肥大や緑内障の方やその恐れがある方が使用すると、取り返しがつかなくなることもありますから。