最終的に子供の要求をのんできたこれまでのツケなのですから軌道修正するのは大変かもしれませんがうちの場合のお話をさせてもらいます。
これは小学生のころなのですがまず欲しいものの金額をしらべてそれを買うためにお手伝いをどれくらいすればいいのか試算します。
うちではお風呂掃除、ゴミ捨て、おつかいなど子供が出来る範囲のお手伝いを1回10円〜50円でやってもらっていましたが、もし欲しいものが3000円だとするとそれを買うためにどれだけお手伝いをするか一緒に話し合うんです。
そうなるとかなりのお手伝いをしないと目標額には届かないことがわかりますよね。
おこずかい(当時は月500円)足してもを1週間や10日くらいじゃ買えないんです。(あいにく祖父母も近場におりませんからおねだりも簡単には出来ません)
でも本当に欲しいならがんばるだろうし、よくよく考えて定価じゃなくてオークションやリサイクルなど少しでも安く買えるところを見つけて少しでも目標額を低く抑えられるように工夫したり、逆にいらなくなったものをリサイクルで売って購入資金の足しにしたりと子供なりに考えて行動しているうちに「本当に欲しいもの」だけ手に入れれば満足できることを学んでいったようで、このごろはあれこれ欲しいとは簡単に口にしなくなりました。
高額のものは通知表の成績次第で買ってもらえたり、誕生日やクリスマスにお願いするなどのエスケープゾーンは残しているものの、やたらと欲しいもので溢れる心配はなくなりました。
お手伝いや成績にお金を出すのはいかがなものかという考えもあるかと思いますが、働かなければお金はもらえないと教えるには良い手段だと思いやってきました。
またお子さんの年齢が不明なのでお勧めしてよいかわかりませんが、お子さんが欲しいものの金額があらかじめわかっているのでしたら、それを買うためにご両親がどれだけ働けば買うことが出来るのか給与明細や家計簿などをみながら一緒に計算させて考えてみるというのも大切だと思います。
あとあまり縛りをきつくすると逆に親の財布からお金を持っていってしまい知らないところで買っていたなんてこともありますからご夫婦でよくご相談しながら時間をかけて解決なさっていってください。