篤姫にでていた、大久保利通役の原田泰造は、結構渋くてよかったですよ。
お笑いで、おちょけた役ばかりかと思えば、きっちりした役もできていましたね。
特に、若い頃から若衆でともに過ごした西郷隆盛が幹部として取り立てられ、それのお供で熊本城にいったとき、無役の自分が重要な話の際に席を外させられた悔しい思いをして自宅に帰って、真野響子が演じる母に、「おいは、これから鬼になりもす。」と心のたけを漏らし、それを受けて、母は、「それであれば、母は、鬼の母になるだけ。」と受けたとき、私は感動しましたね。
過去にも、大河ドラマの新撰組で、ドンドコドンの山口智充(ぐっさん)がいい役者をやっていました。落ち着きのある、しっかりした役でしたぞ。