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和同開珎の読み方について、

「わどうかいほう」が正しいのでしょうか、それとも、「わどうかいちん」が正しいのでしょうか?

  • 質問者:談
  • 質問日時:2008-12-28 01:05:04
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回答してくれたみんなへのお礼

どちらの読み方も聞くので、理由があるのかと思っていたところ、確かに、なにがしかの由来があるようです。

最も基本的な事実から確認しておこう。武蔵国秩父郡で銅鉱石が発見されて朝廷に献上された。露天掘りによる純度の高い自然銅であった。当時の言葉では、「熟している」とか「やわらかい」ことを「ニキ」(時代が下がると「ニギ」となる)と言って「和」の字を当てた。そこで、熟していて柔らかく割合簡単に鋳造できる銅なので「和銅」と呼んだ。その頃、日本の国で一番欲しいものの一つであった和銅が出たことは大変おめでたいことだと喜んだ朝廷が、和銅にちなんで改めた年号なので、「和銅元年」となったのである。
 記念に発行されたとされるお金は、年号と違って「和同開珎」と名づけられた。この「和同」という貨幣の名前(銭文)が、実は「チン」か「ホウ」かの読み方と大きく関わってくるのである。和銅が献上され、和銅と改元された年に造られたお金だから、「銅」の字を略して「同」にし、当時広く使われていた唐のお金の「開元通寳」にならって、「寳」の一部から採って略字の「珎」にして「和同開珎」という名前にした。寳の略字であるから「珎」は当然「ホウ」と発音し、「ワドウカイホウ」だというのが江戸末期から明治にかけて普通の読み方となって長く続いてきていたのである。然し、今は「カイチン」が大勢となっているが、そのことの解明の前に考えねばならない大事な問題が二つある。一つは、銭文と年号の関係、もう一つは漢字と略字の問題である。

  • 回答者:匿名希望 (質問から4分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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どこのサイトを調べても二つ載っているので両方正解なのだと思います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から11分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

両方とも正しいです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から10分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

どちらも正しいですよー。

  • 回答者:匿名希望 (質問から7分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

「わどうかいちん」と読むんだと思っていました。

  • 回答者:匿名 (質問から5分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)で、どちらも正解でございます。

===補足===
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%90%8C%E9%96%8B%E7%8F%8E

  • 回答者:匿名です。 (質問から5分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

テストではどちらを書いても正解です。
教科書にも両方載っていますし、どっちでもいいみたいですね。

  • 回答者:匿名 (質問から3分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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