ソニーは先進的な考え方の会社なので、ギニー・ビッグと言われるほどどの会社よりも早くから新しいことをやってきました。今でこそ経営と執行の分離ということで、商法上の取締役が10人でそのほかの方は執行役員にする企業が多いですが、(取締役会の意思決定に30人も取締役がいては遅くなる)ソニーが最初に執行役員制度を始めました。1991年に盛田さんが、「いいものは高く売る」で高収益をあげてきました。パナソニックは逆で松下幸之助さんの水道哲学のように安く売って皆が買えるようにしてあげようという考え方でした。現在は、パナソニックは日本古来の終身雇用を唱えていますが、そのうちまた「マネシタ」といわれますがソニーのまねをして正社員のリストラを行うと思います。