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タイトル:日常生活の科学(家庭科、保健体育講義)の価値について

 高等学校では、学年が高くなるにつれて、いわゆる暮らしの科学(家庭科、保健体育講義)の科目の授業数が少なくなる傾向がありますが、社会人になって、
まず役立つのが暮らしの科学である(身体管理、家庭のしくみ、料理、裁縫)と思いますが、ご意見のほうを教えてください。

  • 質問者:やまお
  • 質問日時:2008-03-28 01:27:22
  • 0

私見ですので、かなり偏っているかも知れませんが…

今の教育は各種技術の方が先に立ち、倫理や常識や道徳が完全に置き去りになっています。しかも、その残った技術に関しても全体的な能力が追い付いていない等と言う訳の分からない理論が支配的で技術に関しても遅れ始めています。一律に円周率が3なんて言う議論は馬鹿げています。そんな事をやっているから益々おかしくなるのです。

私は科学等の学問も大切だとは思いますが、もっと基本的な人間としての必要な教育が不可欠では無いかと思っております。例えば、科学を理解する能力に長けていたとしても人間性を欠いていれば所謂『マッドドクター』の誕生は雨後の竹の子の如く後を絶たないでしょう。

さてさて、とは言う物の、もっと身近な科学をと言うのは私も欲している所です。例えば、おばあちゃんの知恵袋と呼ばれる生活の知恵は大変に役に立つ物ですし、また例えばニセ科学やゲルマニウム商法やら霊感商法等のインチキを見破る目を身に付けて貰いたいとは思いますね。

その有様は巷に溢れかえっているインチキダイエットやらアンチエイジングやらデトックスだの陰イオンだのと言う言葉が氾濫している状況を見れば一目瞭然です。有ろう事か高視聴率を誇っていたTV番組までがそのようなニセ科学に踊らされ、商魂逞しくも最も大切な人としての倫理を忘れてインチキ番組を構成してしまう有様を傍目で見ていると非常に情けなく悲しい思いがします。

もっと必要な事を必要な時に…でないと世の中、騙される人が多くなれば詐欺師だって餌場が多いわけだから放置してはおかないでしょうし、そんな事になれば詐欺だらけになってしまいます。

最高の学び舎で学んだ結果として、人の顔が札束に見えてしまう人達が増え、他人を欺き稼ぎを得るようになってしまいます。

科学と称して爆弾の作り方を知れば、知的好奇心を満たすだけでは収まらない心の幼い人達が現物を作り上げ公の場で人体実験までしてしまう世の中です。

もっと人間として大切なものを先に学ばせないと今後近い将来、想像を絶するような何かが起きるかも知れません。本当に怖いです。

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単純に・・・

身体管理、家庭のしくみ、料理、裁縫

等と言うものは、家庭で教えるものであると思います。
そもそも、わざわざ学校で教えてもらう必要があるような内容ではないのではないですか?
何でもかんでも学校で教えてもらおうと言う考えがよくないのだと思います。
生活の知恵は生んだ親など家族が教えるべきものです。
学校では専門知識を教えてもらうのです。

  • 回答者:桔梗 (質問から7日後)
  • 1
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家での教育をしなければならないのではないかと思いますね。
学校は勉強を教えてくれるところであって、
しつけやマナーは、家庭内で教育するのが本当だと思います。
何もかもを学校のせいにする親がいるのが情けないですね。

  • 回答者:momoka (質問から7日後)
  • 1
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暮らしの科学って、本来家庭内で教わり伝わって行くものです。

いわゆるおばあちゃんの知恵とか。


学校では、本当は専門分野を学ぶことが重要なのではないか?と思います。

暮らしに役立つことは私自身母や祖母など家庭内の先生に教わってきました。

専門分野は自分で学びたいこと、将来まわりのために役立てていく社会の科学ですので、学校の先生に教わりました。

学年が高くなるにつれて減るのは、もうそのころには既に身につけていておかしくないからだと思います。
自分で進路を決めて、自立していくときですから。

それを行政が考えているのかは定かではありませんが。

でも私の通う高校は総合選択制で、自分たちで必修科目や卒業単位数を計算し、それぞれに必要な時間割をつくっていたのですが、やっぱりみんな常識的なものは身につけていたし、それぞれの進路、将来に向けてとても自立的でした。


だからこそ、余計にそう思うのかしら。でも、わざわざ習うまでもない、なんて思ったりしませんでした?料理も裁縫も、親から教わっていることばかりの繰り返しだし。そういう分野って、「知恵」だから、もっと学校では「知識」を教わりたいです。

  • 回答者:学生。 (質問から8時間後)
  • 1
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それを教える教師の方に
教えるだけの知識と技術がないのではないでしょうか。
小学生までなら、とっかかり的な初心者レベルの指導で許されますが
高校生を教えるには、それなりのレベルとそれなりの知識と・・・。
それこそ、社会人の趣味スクール並のレベルが必要になってくるかと思います。

「暮らし」も必要ですが
今の子ども(学生)達は、社会体験にチカラを入れているみたいですね。
職業訓練・体験学習やボランティアなど。

社会人になって。というよりも、社会人になりきれない人(ニートとか)
が増えている現状で、まずは
「自分で働く」というのを教えていかなければならない時代。なんですかね。
料理や裁縫は、できるに越したことはないですが
できなくても必要な状況になれば、やるしかないですし。
むしろ、学校で教えていくよりも
家庭で教えていく範囲のこととして捉えているのではないでしょうかね。
(それができない家庭が増えているのも現状ですが・・・)

  • 回答者:ゆじゅ。 (質問から23分後)
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お礼コメント

丁寧な回答をありがとうございました。最近は、家庭と学校と地域の教育の担当が、学校にシフトしてきているため、学校側のカリキュラムの組み方や、教員の配置基準や、教員の研修などがあるため(生徒さんや親に接する倫理的なことを含めた)、学校の指導要領のみでは対処しきれないことを痛感しています。むしろ、カルチャースクールでの親になる際の心構えなどを総合的に考えたプログラムを、NPO団体か、行政が薫陶していくことも考えていく時代だと思いました。

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