回答ありがとうございました。
何の参考にもなりませんでした。
ほかのチームにも「軍」を付けてもおかしい事はありません。呼びなれていないというだけの話です。
逆に「ジャイアンツはお金に物を言わせた軍隊だからじゃないですか?」とか「巨人だけいつも特別扱いだからです。やなやつ。」という回答があってほっとしました。
1.野球機構に届け出ているチーム名は読売ジャイアンツですが、正式な称号(商号)は、株式会社読売巨人軍ですね。しかしチーム名と称号が異なっている球団は他にもあります:
株式会社ヤクルト球団
株式会社楽天野球団
オリックス野球クラブ株式会社
以上いずれの球団に関しても正式称号で報道などはされておらず、野球機構に届け出たチーム名を用いることで統一されています。「巨人(軍)」という名称を使用するのであれば以上の3球団にも同じ処遇をしなければ筋が通りません。ジャイアンツだけ特別扱いする根拠は全くありません。
2.他球団の名称は、見聞きしても一企業をイメージしづらいが、「読売」は有名なので連呼することは一企業の宣伝になるという趣旨の回答を複数頂きました。
「中日」「阪神」と見聞きしても一企業をイメージ出来ない、というのは単に無知だからだと一蹴する事も出来なくはないですが、流石にそこまで冷たい仕打ちは出来ないのですが、無知に近いものがあると思って下さい。それに、そうした球団の地元に行けばはっきりと一企業をイメージするのではないかと推測されます。
更に具体的に、例えば小学生から30歳位の人達(ついでにおばちゃん達も、って言うと差別的に響きますけどそこはご容赦を)を対象にしてアンケ-トを実施した場合を考えて見ましょう。一企業をイメージする率は「読売」と比較して「西武」「オリックス」「ソフトバンク」「楽天」「日本ハム」「ロッテ」「ヤクルト」の方が高いのではないでしょうか。殊に最後の二者は相当知名度があり、「読売」の名はを知らなくてもこっちは知っているという人は相当いるのではと思います。
連呼すなわち宣伝という回答について:他の球団の企業名は連呼されていますが、それは許されるというのでは全く筋が通らず、論拠足りえません。ご存知の通り、親会社がないのは広島カープだけです。
しかも、日本野球機構主催のドラフト会議(正式には新人選手選択会議)では「読売」が連呼されます。テレビ局や新聞社も私企業ですから、読売新聞や日本テレビと提携関係を結ぶ事は決して不可能ではなく、そうなったら「読売」の連呼は当然の事ですが、ドラフト会議はまさか特定の球団やその親会社と提携は結べず中立を保たねばならないのでしょうから(但し「読売ジャイアンツに依存した運営が続いていると評価されることが多い」とも言われているそうです)「読売」の連呼は宣伝になるからイカンという立場をとれば、ドラフト会議で「読売」を連呼する事は逆に問題視されるべき事になってしまいます。ですが当然そのことを問題視する議論はありません。何故ならば中立を保つべきだからこそ正式な登録名の「読売」を連呼するわけです。(その場面では「連呼」という言葉が全く相応しくない事にお気付きですよね)
3.「巨人」という呼び方が定着しているからそれで良い、「読売」と言われたら逆に違和感があるという回答もありました。
これは全然お話になりません。
そういう呼び名が定着した経緯と現状を問題視しているのです。
江川の入団事件の理不尽さ、球界再編時に機構を脱退すると言った傲慢さがあの球団、少なくともトップのナベツネには染み付いているのです。そういう文脈であの球団の言動を見る必要があると思います。
球界再編事件の時の対応能力のなさを考えると機構も当てにはならんけど。
折角少しでも興味を持って回答して頂いたのですから、球界再編事件とナベツネの理不尽な言動について「プロ野球再編問題 (2004年)」で検索して読んで下さいね。
慣れ親しんだ世界に埋没し、「常識」として通用している事に何の疑問も抱かずに、盲目的に追随し、自らの頭で考えようとしないというのは問題だと思います。
根本的な事に疑問を持った人達のお陰で、技術・思想・学問・社会構造の変遷があるのですからね。
偉そうな事言ってスイマせん。でも、やっぱ批判精神は大切だと思うんだよね。
オマケ:日本野球機構では、球団名から「軍」を外して呼ぶ。たとえば、戦前の「東京巨人軍」は「東京巨人」。
だそうです。
軍国主義時代の流れですね。野球チームなんかに「軍」を名乗らせる訳にはイカンという事でしょうかね。