まず、18の頃。
まず、親にあれやれこれやれと言われるのは、本当にうっとおしかったです。
テレビを見ている最中に、あれやれ~
本を読んでる最中に、これやれ~
これじゃ、やるきにもなりません。
で、大学進学のために家を出ました。
初めての料理です。
肉じゃがの作り方すらわかりません。
材料を購入しますが、調味料の配合がまったく分かりません。
料理を始めるときに、計量スプーンなんて持ってないですし、計量カップもありませんから。
親に電話しながら夕飯の支度をする始末。
今まで、気が向いたときにしか掃除をしていなかったので
部屋の中はすぐにカオスと化してしまいました。
友達も呼べない。誰も入れることが出来ない部屋で
何度も友達の「遊びに行くコール」を拒否して
ようやく、掃除をしなきゃいけない感に見舞われました。
料理も、その頃から何とかやるようになりました。
初めての彼氏にやっと出せた料理は「たまごチャーハン」
はっきり言って、「え?」て顔されました。
スープも何もなしで、たまごチャーハンだけです。今思うとありえないことです。
それから、3年かけて、ようやく「料理上手だね」と言われるほどになりました。
そこで、家事をするようになる一番の方法は
「家をでる」ことにあると思うようになりました。
結婚する前に、一度くらい一人暮らしを経験すると、親の言ってることが
わかるようになります。
いや、そうならない限り、分からない人のほうが多いでしょう。
そして、家事をまったくやらない状態で結婚した人は
その後、家事を覚えるまもなく出産して、結局手際よく掃除も出来ない
料理にも時間がかかる、赤ちゃんのお守りも負担になってきて
家庭がうまく回らなくなるのではないかと思います。
(私の母の時代は、ちゃんと家事手伝いしてたみたいですがw)