シナリオその1
地表全体が世界遺産に指定された為に住む所を失った人類は、夢中で探査した甲斐があって宇宙に移住先を見つけて民族大移動をする。
全人類が移住して取り残された地上には自然保護、文化遺産保護の名の元に太陽エネルギーにより自動的に動作する世界遺産保護ロボットや機械達によって機械的に保護された自然が取り残され、誰に見られる事も無く、ゆっくりとゆったりと時を刻んで行く…刻んで行く…刻んで行く。
その後、大自然の力により機械は役に立たなくなり、汚染された環境は大自然の自浄作用により徐々にその機能を回復してゆく。我々の人類とは祖を異にする大自然を生き残った生命から人類が誕生し再び同じ長大な歴史を繰り返して行く。ただし、5000年程度ならばまだ人類にまでは成長していない公算が高いが。
もし5~10億年経っていたとしたら、そのシナリオは現実味を帯びる…かも知れない(笑。
その頃の東京はプレートの移動により海中に沈み、文明を謳歌していたコメリカ大陸に残された建造物は(5000年後になんと呼ばれているかは謎だが仮に鷲豚としておこう)鷲豚高地の地上絵とか、海中から発見された女神像は入浴のモアイ像と呼ばれて観光名所になっているかも知れない。
シナリオその2
アインシュタインさんは言いました『第三次世界大戦の事は分からないが、第四次世界大戦の事なら予測は出来る…多分、人類は棍棒と石で戦争をしているだろう』。こんな歴史が延々と繰り返されるのだろうね。