1. Windows XP CD、またはインストール用起動ディスクからコンピュータを起動します。
CD-ROM ドライブに Windows XP CD を挿入し、Windows を再起動します。または、フロッピー ディスク ドライブに Windows XP のインストール用起動ディスク 1 枚目を挿入し、コンピュータを起動します。 次に、画面の指示に従って、Windows XP 起動ディスク 2 ~ 6 枚目 をフロッピー ディスクドライブに挿入し、Enter キーを押します。
2. [セットアップの開始] 画面を表示します。
画面の指示に従ってコンピュータを Windows XP CD-ROM から起動するために必要なオプションを選択します。
3. 回復コンソールでコンピュータを起動します。
[セットアップの開始] 画面が表示されたら、R キーを押し、回復コンソールを起動します。
4. キーボードの種類を特定します。
該当するキーボードの種類を選択します。通常の日本語キーボードの場合は、[106 日本語キーボード] を選択します。
5. 選択されたキーボードを確認します。
"以下のキーボードが選択されました。" というメッセージが表示されたら、Y キーを押します。
6. 回復コンソールで、Windows システム ファイルの場所を選択します。
"どの Windows インストールにログオンしますか?" というメッセージが表示されたら、[C:\Windows] の番号を入力し、Enter キーを押します。 ここでは 1 と入力し、Enter キーを押します。
注 : Windows システムがインストールされている場所は、既定では [C:\Windows] です。任意で場所を変更している場合は別のドライブ名が表示される場合があります。[C:\Windows] の部分には、Windows システム ファイルがインストールされている場所を選択する必要があります。 また、データベースが存在しなかったり破損している場合、正しく認証されないため、回復コンソールを使用できません。
7. Administrator のパスワードを入力します。
Administrator ユーザーのパスワードを入力し、Enter キーを押します。パスワードを設定していない場合は、そのまま Enter キーを押します。
Administrator でログオンできない場合は、Windows XP のインストール用起動ディスクを作成します。「事前準備 3 : Windows XP のインストール用起動ディスクを作成する」へ戻って順番に操作してください。
ここまでエラーもなく作業できた場合、表示された画面はそのままに次の手順へ進みます。
手順 3 : エラーのあるファイルを修復する
事前準備 1 で控えたエラー メッセージに表示されるファイル名に応じて、次の手順を操作します。
エラー メッセージに "SYSTEM" が含まれる場合の操作
お使いの Windows 環境によっては、バック スラッシュ (\) は円記号 (¥) と表示される場合があります。
a. 次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
cd system32\config
b. 次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
dir system
"一致するファイルがありません" というメッセージが表示される場合、ファイルが存在しないため、次の手順 d. に進みます。
c. 次のコマンドを 1 行ずつ入力し、それぞれ Enter キーを押します。
ren system system.bak
cd system32
cd config
d. 次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
copy c:\windows\repair\system
"copy c:\" の c 部分には、Windows システムをインストールしているドライブを指定します。
e. "1 個のファイルをコピーしました。" というメッセージが表示されれば、成功です。
f. フロッピー ディスク ドライブおよび CD-ROM ドライブにディスクが挿入されている場合はディスクを取り出します。次に、下記のコマンドを入力し、回復コンソールを終了します。
exit
g. コンピュータを再起動します。
問題が解決されたかどうかご確認ください。