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海外の小さな会社で働いています。
人事担当者ではないのですが、ネイティブの日本人であるという理由で、日本語を話す人材を補充するための採用面接で、面接官として日本語で質問をするという役割を初めて任されました。
彼の履歴書には日本語はネイティブレベルだと記載されていたのですが、実際には、彼の日本語は自然な日本語とは言い難く、漢字も読めないようなレベルでした。
英語を話す私の上司は、履歴書の情報からの判断で彼を採用する意向だったのですが、彼の日本語レベルでは日本人のお客さんの対応を任せる事は難しいことを私から伝え、彼は不採用となりました。
会社の利益や今後の業務への影響を考えると当然の判断をしたと思っています。
しかし初めての体験で、胸が痛いやら罪悪感やらで、モヤモヤした気持ちが収まりません。
明日も別の応募者の方との面接が控えています。
面接自体はうまくやれる自信はあります。
しかし、不採用という判断をせざるを得ない場合のこの罪悪感のような気持ちには慣れるものなのでしょうか?

  • 質問者:花虎
  • 質問日時:2016-11-04 07:39:53
  • 0

難しいですね。
転職歴のある私から言えば、

採用・不採用は 仕事ができるかできないか も大事ですが、
その人の言動が実態とどのくらい一致しているか と言うことも大事です。
客観的に自分を見る目を持っているかがそこでわかりますよね。
それと、その人の雰囲気や性格が会社の雰囲気や他の従業員の性格との相性にある程度合うものかどうか。(特にペアやチームなどで行動する場合)
考え方が会社の理念に対して柔軟に対応できるものかどうか。

基準はいろいろあるかと思います。
また、それに見合っていないとしても、教育システムがきちんとしていれば、
それにより改善ははかれるので、多少基準に届いていなくても採用しても良いかと思います。

逆に少し届かないぐらいで不採用にした場合、会社の教育システムがないのだ
と判断されるのも会社のイメージに多少なりとも影響があるかもしれません。

それぞれの会社の面接官が思う基準があると思うので、
採用されれば自分を活かす場所があると言うこと。
不採用ならば、自分が居るべき場所ではなく、自分を活かせる場所もなく、縁がなかったと言うこと。
ただそれだけのことです。
捨てる神あれば拾う神あり。とも言いまして、その人の合ったレベルの会社なら採用になるでしょうし、数多く当たるでしょうから、不採用にしたところでいちいち罪悪感なんて感じなくて良いと思います。

今回、志望者は「ネイティブレベルの日本語が話せる」と自分の日本語の能力をどこでそう判断したのか。そこは聞いてみましたか?
その人の居た世界が狭く、その人の日本語で十分周りと話せるレベルならそう勘違いしても仕方ないでしょうし、何か資格があってそうのたまっているのかもしれません。
ですが、本人の考える ネイティブレベル と 花虎さんの会社が考える ネイティブレベル とでは、かなりの感覚の食い違いがあるわけですよね?
そこをきちんと説明したので、本人も、
「この会社が求める人材がそこまでのレベルだと私では力不足なので辞退しようかな」
と言う気持ちもあったかもしれないですね。

人の縁を大事にするのも良いですが、足をひっぱる人の縁は必要ありません。
人が会社を作るには、それなりの人材が居て、それなりの人材を大事にすることが大事ですから、

>会社の利益や今後の業務への影響を考えると当然の判断をしたと思っています。
こう仰っている感覚は正しいですし、間違っていません。
御社にそぐわない人材は、その人に合った会社に入る方が幸せなんです。
無理に会社に入れて苦労して病んで行くよりはるかに良いのです。
その人の為になる事なんですよ。

そう思いませんか?

  • 回答者:ゆみりん (質問から2日後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答ありがとうございます。
合わない人材を採用しても、入社した本人も苦労する事になるんですよね。
そして、その人にはその人にあった会社があるはずとの事、彼のためにも会社のためにも良い判断をしたのだと思えるようになりました。
私の感覚が正しいと言ってもらえて、安心しました。
丁寧なご回答をありがとうございました。

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