長文失礼します。
この機能を導入した場合、不正にポイントを稼ぐ事が可能になる恐れがあるため、私は反対です。
現在のSooda!とライフマイルの制度だと、両サイトに登録しているメールアドレスが
同じでなければ、ポイント交換はできないと思います。
1人でSooda!のユーザIDを複数持っている人が、ポイントをライフマイルに交換するには、
Sooda!と同じ数のライフマイルのユーザIDが必要です。
仮にSooda!のユーザIDを10個、それぞれ100ポイント持っている人がいたとします。
これをライフマイルに交換する場合、ライフマイルのユーザIDは10個必要で、交換後はそれぞれ100マイルですね。
ライフマイルから現金に交換するには10,000マイルが必要です。
例え10個のユーザIDを持っていても、10,000マイル貯めるまでの労力は、普通の人と何ら変わりはありません。
ですが、今回提案された機能を追加すると、問題が起こります。
問題となる手順は以下の通りです。
1.1人で複数のユーザ登録を行う。上の例と同じくユーザIDを10個と仮定。
(当然メールアドレスは10個用意する)
2.適当な質問に対し、10個のユーザIDで回答を行う。
3.1つのユーザID(A)だけを残し、残り9個のユーザIDで質問を立ち上げる。
4.ユーザID(A)で、立ち上げた9個の質問に対し回答を行う。
5.9個のユーザIDから、ユーザID(A)へ謝礼ポイントを贈呈する。
6.結果10人分のポイントを、1つのユーザID(A)に統合する事ができる。
7.ユーザID(A)のポイントをライフマイルに交換する。
この方法を使うと、複数のユーザが持つポイントを1つにまとめる事ができます。
最初の例で言うと、Sooda!のユーザIDが10個でそれぞれ100ポイント、
Sooda!のユーザID(A)にポイントを纏めてユーザID(A)が1,000ポイント、
これをライフマイルに交換して、1,000マイルです。
この方法だと、あっさり10,000マイルを超える事ができます。
こういった状況を防ぐためにも、ユーザ間でポイント贈与ができる機能は無い方が良いと思います。
1人で複数のユーザIDを持つ状態を防げば良いとお考えになるかもしれませんが、
こういったサイトで複数ユーザIDの保持を防ぐのは至難の業だと思います。
登録された名前や住所などが本物かどうか、いちいち照合する事はできませんからね。
ーーーお礼コメントへの追記ーーー
単純にユーザIDを2個でやってみましょう。
1人で、ユーザAとユーザBのIDを持っていたとします。
ユーザAは5,000ポイント、ユーザBも5,000ポイントだったとします。
このままライフマイルに交換しても、ユーザA=5,000マイル、ユーザB=5,000マイルで
10,000マイルには双方共に5,000マイル足りません。
普通に考えると、ユーザAもユーザBもあと5,000マイルをコツコツ貯めなくてはいけません。
ここで、ユーザBを使って適当な質問を500件立ち上げます。
次にユーザAを使って、500件の質問全てに回答します。
その後、ユーザBを使ってユーザAに10ポイントの謝礼を付与します。
(完全に不正に繋がりますので、あえて星の評価とベスト回答はしません。)
すると、ユーザBのポイントは、
5,000ポイントー(500件×10ポイントの謝礼)=0ポイント
になります。
一方、ユーザAのポイントは、
5,000ポイント+(500件×10ポイントの謝礼)=10,000ポイント
になります。
ユーザA=10,000ポイントをライフマイルに交換すると10,000マイルで交換可能となります。
5,000マイルをコツコツ貯める必要がありません。
私が問題視しているのは、複数ユーザのポイントを1ユーザのポイントにまとめる事が可能になると、
通常では考えられないスピードで、最低交換ポイント数を超える事ができるという点です。
ーーーお礼コメントへの追記その2ーーー
上記の方法について「いい方法」とコメントを頂いた事、また自分が言葉足らずだった事から
もう一度追記させてもらいます。
複数ユーザのポイントをまとめられる様になると、通常の何倍もの速さでポイントが溜まります。
すると換金する回数や金額が増加します。これを行う人が増加した場合、全体の換金額が膨れ上がります。
結果、運営業者の出費が増加します。
一方で、実質のユーザ数は変化していないので、運営業者の収入はさほど変化しません。
この状態が極端に悪化すると、Sooda!のサービスは赤字になってしまいます。
こうなると、最悪の場合Sooda!が閉鎖されてしまうかもしれません。
Sooda!の活性化を目的とした案が原因で、Sooda!が閉鎖しては元も子もありません。
ポイントの扱いは健全であって欲しい。Sooda!の閉鎖という最悪の事態は避けたい。
こういった事を理由に、私は今回の案に反対しています。
ですが、「不正なポイント交換」を排除し「健全なポイント贈与」のみを許可できる方法が
模索され確立されるのであれば、反対する理由はありません。