ソリャ無ければ仕方が無いけれど、入っていた方が嬉しいナ!
我が家で作る時は、やはり入れます。
例えば、「プティ・マルミット」 の様に
ブイヨン(出し汁)自体がしっかりとスープとして成立し
卵は一層の食感を楽しむ為ならば、銀杏や具材が無くても良いかも知れません。
また、中国料理の 「蛋蒸」 の様に、
干貝等、中に入っている具材との風味を楽しんだり
餡をかけたりするなら、コレも話は別ですが・・・・・
茶碗蒸しの場合
上記の様にスープとして戴いたり、具材を食べるものとは異なり
ダシの効いた卵の風味と食感そのものを楽しむ一品であると私は思います。
つまり
洋食や中華と和食では、主役と脇役が入れ替わり、交代!
ところが、
あの蒸した卵の優しい風味を味わっていると、どうしても単調になります。
そこで、
三つ葉/鶏肉/ナルト/シイタケ/ 等・・・・・そして「銀杏」 の登場です。
卵とは違う風味や食感を味わう事で口中がリフレッシュされ、
再度更に美味しく茶碗蒸しを食べる事が出来ます。
もっとも
銀杏が嫌いの人なら、不要だと思うでしょうけど・・・・・
私は、もし 「小田巻き蒸し」 なら
4~5個位、銀杏を入れて欲しい位です。
勿論、水煮よりはフレッシュのものを・・・・・
処で茶碗蒸しの銀杏は、
結婚披露宴のデザートのメロン同様
特に招待を受けた時など、
お店の格やコースのランクを見極めるひとつのヒントになる事が、面白いですね!