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野球の「勝ち越し」についての質問です。

ニュースなどで「勝ち越しの1点をあげました」という言い方を耳にします。
2対2のゲームで1点追加した場合などですね。
しかしその後相手側がさらに得点を重ねて、結局5対3で負けたりする場合もあります。
結局「負け」たのに「勝ち」越し、という言い方が不思議です。

もともと「勝ち越し」は大相撲の用語だと思いますが、
大相撲では、15日中8勝すると「勝ち越し」で、休場などがあったとしても
文句なしに勝ち星の方が多く、すんなり納得できる表現です。
2勝3敗から4勝3敗になって勝ち星が先行したときに「勝ち越し」と言うわけではありません。

プロ野球の場合、途中経過の速報で、5回とか6回時点で「勝ち越し」という
場合もあり、まだ勝つか負けるか分からないのに…とも思います。

「勝ち越し」の不思議な使い方だと思うのですが、これはプロ野球独特の
使い方でしょうか? それとも他のスポーツでも使われますか?

また、どうして「勝ち越し」を使うのでしょうか。
他にいい表現がなかったからでしょうか。「逆転」でもいいような気がしますが…。

野球に詳しくないので知らないだけのことかもしれませんが、
ご存じの方いらっしゃったらよろしくお願いします。

  • 質問者:スポロン
  • 質問日時:2008-09-11 06:25:15
  • 1

アメリカから野球が伝わった際に野球用語を日本語訳する必要があり、試合途中で相手チームよりリードしている状況を表す「ahead」を「勝ち越す」と訳したためではないでしょうか。
どうしてそういう訳され方をしたのかは分かりませんが、本来終了したときに勝ちか負けが「越して」いるかを表現する言葉なのに英語を無理矢理既存の日本語に当てはめた為独特の意味をもった言葉になってしまったのではないでしょうか。

あくまで推測です。英語はさっぱりなので何か勘違いしてるかも。

  • 回答者:がりぃ (質問から8時間後)
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該当する日本語がなくて、近い意味合いの言葉を引っ張ってきた、という説は
ありそうですね!
ひとことで表すしっくりくる言葉が未だ出てこないところをみると、
日本語にはない、ということかもしれないですねぇ。

とても腑に落ちる説明です。ありがとうございました(^^)

並び替え:

いつのまにか勝ち越し イコール リードみたいな表現になってしまったのですね。実況する際かっこよい言葉だからなんでしょうか。
勉強になりました。

  • 回答者:なるほどね (質問から3日後)
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ご回答いただいてありがとうございます。
そうですね、「勝ち越し」、ちょっとかっこいい言い方に感じますものね。

今回質問をして、自分以外の方にもこの「ちょっとしたひっかかり」を共有していただけて、
胸のつかえがとれた気分です。

由来についても自分には思いつかなかった考えを教えてもらえて、
とても「なぁるほど!」と思いました。
皆様本当にありがとうございました。

サッカーでも良く使います。
おそらく「その時点で試合が終わったら、勝っている」と言う意味だと勝手に理解(?)しておりました。

それから間違っているかも知れませんが、野球の場合なら先攻チームの得点に使い、サッカーの場合はホームチームの得点時に使う気がします。

  • 回答者:もりもり (質問から3日後)
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サッカーでもよく使われるんですね。
わたしはサッカーもほとんど見たことがないので、よく観ておられる方のご意見は
参考になります。

使われる側のチームが決まっているようだというのも、明確なルールがないまま
「そういうもの」として定着しているのかもしれませんね。

大変参考になりました。ご回答ありがとうございました(^^)

「勝ち越し」はおっしゃるとおり相撲用語ですね。
いままで全然気にしていなかったですが、なるほどと思いました。

他の方も答えているので大方同意見です。

私個人的には、ラジオ放送のアナウンサーが使ったのが、定着したように思います。
昔はスポーツのラジオ放送といえばプロ野球か大相撲くらいでした。
大相撲はNHKのみですが、スポーツアナウンサーがどちらの放送もこなしている内に自然と使うようになったんではないかという気がします。

個人的な意見で全然回答になっていなくてすみません。

  • 回答者:まんせる (質問から1日後)
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相撲と兼務した実況アナウンサーが、野球でも使うようになったというご意見、
なるほどと思います。

相撲用語には、「序の口」とか「仕切りなおし」とか、一般的な言葉になったものが
たくさんありますよね。
それだけ、相撲用語は国民になじみのある言葉だったからだと思います。
野球に応用しても不思議はありませんね。

ただ・・・野球における概念とベストフィットする単語ではなかったのかなぁと思いますね。
大変興味深いご意見をありがとうございました(^^)

確かに大相撲と比べるとおかしい表現かもしれません。
ただ得点を積み重ねていくスポーツ(サッカー、ラグビー、等)は
同点から得点を重ねると一点勝ち越しといった表現を使うような気がします。
バレーボールや、卓球のように何点かをとれば勝ちが決まるスポーツでは
あまり勝ち越しという表現を使わないように思います。
あまり答にはなっていませんが・・・・。

  • 回答者:ギミアヘ (質問から10時間後)
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サッカー・ラグビーなどでも聞き覚えがありますか。
なるほど、得点の上限が決まっている/いないで分けられるわけですね。

他のスポーツでも使われているということですし、
耳にしてパッと理解できないわけでもない言葉ですが、
よく考えるとちょっとおかしい気がして、不思議な表現ですね。

今まであまり意識していませんでしたが、
確かにおっしゃるとおりですね。

野球の場合、二通りの意味があって
一つは、試合途中で点差がついていたときに使われますが、
この場合はむしろ「○点リード」と言ったほうが分かりやすいと思います。
最終的に、決勝点が入ったときのみに「勝ち越し」と表現したほうがスッキリしますね。

もう一つは、ペナントレースでの「貯金」や
同一対戦カードでの勝ちチームからみた「勝敗差」などの意味でも使われます。

いずれにせよ、野球で使われるようになった経緯は私も分かりません。

  • 回答者:キモティーーー! (質問から5時間後)
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「○点リード」──この言い方もありましたね! これはわかりやすい表現ですね。
「勝ち越し」という言葉は、「相手の得点を追い越した」という
意味合いを強く表現したいのかなぁとも思いました。

同一対戦カードでの勝敗差でも使われるとのことで、なるほどです。
この場合も、全試合数の過半数を超えたかどうかではなく、
現在の試合数の過半数を超えている状態を指すのでしょうねぇ。

大変参考になりました。ありがとうございました(^^)

「勝ち越し」は野球独特の使い方だと思います。
あまりスポーツを見ないので私が知らないだけかも知れませんが、他では聞かない気がします。
他でよく聞くのは「決勝点」ではないでしょうか。
例えば途中経過でも「このままいけば今のが決勝点」みたいな使われ方がしてると思います。

  • 回答者:勝 (質問から2時間後)
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なるほど、「決勝点」も耳にしますね。
「このままいけば今のが決勝点」──これは、とても納得できる表現です。
ご回答ありがとうございました(^^)

仰るとおり、勝ち越しは大相撲の用語ですね。
大相撲以外で「勝ち越し」の表現を使うのは野球ですが
こちらは「貯金をする」という意味で使われるようです。
例えば100試合経過して51勝49敗なら貯金2つ、逆に49勝51敗なら借金2という表現をします。
試合の途中経過ならば、仰るように「1点勝ち越し」といった言い方を使います。
そのリードを保ったまま試合終了で初めて「勝ち」となるわけですね。

このように勝ち越しは試合の途中経過での表現の一つなのですが
残念ながら何故そう言うようになったかまでは分かりません・・・。

  • 回答者:啼澤女命 (質問から2時間後)
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おお、そうですか。
野球の場合は、試合数の場合も、試合の途中経過の場合も、
全体の試合数や勝敗の決着は考慮せず
その段階での勝ち星や得点の量について言うわけなんですね。

ちょっと珍しい考え方のように感じます。
参考になるご意見を、ありがとうございました(^^)

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