犬派です。
自分が6歳の時、飼っていた“柴犬”の散歩をしていました。
横断歩道を青信号で渡っていた時、信号無視をした車に私が轢かれました。
病院のベッドの上で気がつき、親に「○○(犬の名前)は大丈夫だった?」と聞きましたが、返事をぼやかされました。
1ヶ月経って退院して家に戻ると、犬小屋がありませんでした。
父親から聞かされたのは、道路の真ん中で倒れていた私を犬が口で咥えて歩道まで引きずっていたところを、車の横からバイクが走って来て犬が撥ねられたという話でした。
私を安全なところまで移動させようとしてくれていたのに、今度は自分(犬)が轢かれたんです。
その話を聞いて1ヶ月は涙が止まりませんでした。
あれから40年以上経ちましたが、今でも愛犬の命日には大好きだった「煮干し」をお皿に山盛りにして写真の前においています。
ペットではなく、本当に“家族”でした・・・