「俺達、もう終わっちゃったのかな・・・」
「バカヤロー、まだ始まってもいねぇよ」
-映画 『キッズ・リターン』より
「力が正義なのではない。
正義が力だ」
-アニメ『タイガーマスク2世』より
「いや、人は疑うべきだよ。
多くの人は誤解しているけれど、人を疑うとはつまり、その人間を知ろうとする行為なんだ。
『信じる』、その行為は紛れもなく高尚な事だ……。
しかしね、多くの人間が『信じる』の名の下にやってる行為は、実は、他人を知る事の放棄
それは決して『信じる』行為ではなく、無関心。
無関心こそ疑うよりはるかに忌々しい行為であることに、多くの人間は気づいていない。
-マンガ『ライヤーゲーム』より
で、以下は、森博嗣さんの小説より
「先生……、現実って何でしょう?」
「現実とは何か、と考える瞬間だけ、人間の思考に現れる幻想だ。
普段はそんなものは存在しない」
-『すべてがFになる』より
「だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。
音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。
最も役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。
人間だけが役に立たないことを考えるんですからね……。
そもそも、僕たちは何かの役に立っていますか?」
-『冷たい密室と博士たち』より
「相手の思考を楽観的に期待している状況……、これを、甘えている、というんだ。
いいかい、気持ちなんて伝わらない。伝えたいものは、言葉で言いなさい。
それがどんなに難しくても、それ以外に方法はない」
-『詩的私的ジャック』より
人間が世界を支配している?
誰がそんなことを言ったのだろう?
もちろん、人間以外に言わない。
-『今はもうない』より
「綺麗という形容詞は、たぶん、人間の生き方を形容するための言葉だ。
服装とかじゃなくてね」
-『幻惑の死と使途』より
「人の命なんて、大したものではない。
命をかけるものが、あるからこそ、人は生きているんです」
-『魔剣天翔』より