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素朴な疑問 食料自給率の問題

食糧自給率=国内食料生産量 ÷ 食料消費量 ですよね!

よって、自給率を上げるには、a)生産量を上げる 若しくは
b)消費量を下げる 又はa,bをともに行うことが必要になるのは自明だと思います。

さて以下が相談です。

1)自給率の改善は必要だと思いますか?
必要だと思うならそのための対価としてはどの辺まで受け入れられますか?

2)生産量のアップには生産者の生産意欲の向上が必要だと考えられますがそのために食料品の価格が大幅に上昇しても仕方ないと思えますか?(安価な外国品があっても自給率向上のために高額な国産品を買いますか?)

3)現在、日本国内で廃棄されている消費期限切れ食品や食べ残し、これらを発生させなければ世界でどれほどに命が日々救われるか、非常に興味深いですが、これらを政策的に激減させる方法(配給・切符制)の導入についてどう思いますか?
(感情的な意見ではなく、問題点、要検討内容、代案 等)

因みに私の意見は、自給率の改善は必要ないと思っています。
国内で食料が手に入らなければ自給するか食料の手に入る海外に居住すれば問題ないとおもいますので。
2,3については少なくとも改善を望むのであれば、抜本的な長期対策(自給率の改善[国防]と農業政策[農家の保護]の切離し)を計画する必要があるのではと考えています。尚、先の2,3の例は単なる対策の一例です。もっといい手法があればそれに越したことはありませんが。もしいい手をお持ちでしたらお示しいただければ幸いです。

最後に、この種の相談の場合、意見の相違による批判合戦になる場合があるので、返信を望まない方はその旨、回答に明記ください。返信を認めてくださった方には出来るだけ、締め切り前に返信をさせて頂くつもりですが、場合によっては返信が遅くなることもありますので。そのことは御了解いただきたくお願いします。

後、☆目的の回答を望まないことと評価点の付け忘れで☆の数に差が付かないように、まじめな回答に対しては、原則☆3つとさせて頂きます。(色々な意見が合ってしかるべきであると思いますし、そこに優劣はないと考えますので)

   -日本国の将来について只単に憂う無能な傍観者より-

  • 質問者:憂国の傍観者
  • 質問日時:2008-09-06 14:58:03
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Q.1)自給率の改善は必要だと思いますか?
A.
必要です。
飢餓はもっとも恐ろしい社会システムの破壊です。
飢えの前では人は人権や道徳、規範と言った物をすべてかなぐり捨て、
飢え死にしない為にあらゆる犯罪を肯定しようとします。
他の方の回答にもありますが、
余っている食糧を輸出するのはどこの国でも行ないますが、
自国が大不作になれば自国民を飢えさせてまで輸出してくれる国はありません。
そんな他国に食糧(生存権と治安の基本)を依存していること事態がすでに異常なのです。

Q.2)生産量のアップには食料品の価格が大幅に上昇しても仕方ないと思えますか?
A.
思いません。
現状の日本食料価格は世界価格と比較すると尋常ではなく高いのです。
理由は中間マージンを取る流通業者が多重に介在する事、
作物の品質規格が厳しすぎて一般流通する作物が実際の収穫量よりはるかに少ない事、
農家の規模が小さく費用対効果が極めて悪い事などがあります。
これらを改善できれば、無駄が省かれ価格を上げなくとも利益は出せます。
一農家に1台、1000万円の年に1回しか使わないコンバインという
諸外国では考えられないような無駄な贅沢を改善すれば、
農産物価格など上げなくて良いのです。

Q.3)国内で廃棄されている食品や食べ残し、これらを政策的に激減させる方法(配給・切符制)の導入についてどう思いますか?
A.
配給制度は賛同しかねます。
経済の破綻しかけた共産圏ではないのですから。
制度としては、消費税を使う方法が良いと考えます。
食料品にも現状以上の消費税を掛けますが、
その食料品消費税は還付金として毎年消費者へ返します。
ただし返すのは平均的食品消費量をモデルとした消費税金額を返します。
つまり、平均より沢山食品を買い漁ると多く消費税を払い
戻ってくる還付金は平均額となり結果的に増税となります。
逆に食品をよく吟味して必要な分だけ買うようにして、
賞味期限切れや食べ残しをしないようにすれば、
払う税金は少なく還付金が多くなり減税(収入)となります。

私はこの方法でよいのではないかと思います。

  • 回答者:gaspar (質問から6日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

1)自給率について
環境問題の観点から言えば、里山の保全のために田畑の放棄地を活用すればおのずと自給率は上がると思います。また、フードマイレージを考えると地産地消が良いといえます。ただし、農薬・化学肥料の使用による環境汚染が増えることになれば賛成することはできません(現在でも硝酸態窒素による汚染は進んでいるようです)。結論としては自給率の改善によって環境が良くなるのであれば必要だと思います。対価というのが何を意味するのか理解できませんでした、すみません。
2)食料品の価格について
外国産、国産に限らず言える事ですが、生産品自体だけでなく、生産者さんの努力にもお金を出したいと思っています。実際一般的なものよりも値の張るものを買っていると自負しております。JAS有機の認証を取ることは生産者にとって負担が大きいです。地元の直売所等に行けば認証を取っていないけれど、有機栽培された野菜等は安く売られていますが。
3)配給・切符制の導入について
廃棄されるほどの食糧が輸入されているのはお金があるからではないでしょうか。もし輸入されることがなくなってもお金の無い人々は買うことができないでしょう。飢餓に苦しむ人々を救うためならば、日本が買って配布すればいいと思います。国が国家支援として予算に組み込んだり、企業に対して、その企業が廃棄した量に応じて寄付させることを義務付けたり(廃棄した分のお金と寄付する分のお金と二重に損する事になる)。個人に対する対策としては、生ゴミは燃えるゴミとしてではなく、「生ゴミ」として回収させ、一定量を超えると科料・罰金とするのはいかがでしょうか(抜け穴が多すぎる非現実的な対策ですね)。

ご返信ありがとうございます。
食料の無駄使いに関して、国民が自主的に抑制することはできないでしょう。できるならすでにできているはずですから。食料が溢れ返っている現状は良いとは言えないと思っています。配給制の難点は個人によって必要とする食料の量が異なる点だと思います。無駄な食料を流通させないことができるのであればそれについては賛成です。

  • 回答者:酢個 (質問から4日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
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ご回答有難うございます。
対価が何か不明とのことですのでここで想定していたものを以下に説明します。
本相談の回答者としては非生産者が多いことを想定し、食料品を購入する方が生産者に生産量を増やしてもらうための対価であり、端的に言えば生産量を増やすためのコストの商品価格への転化の容認です。
2の回答において上記対価については回答いただけていると思っています。
3の問題は、食料が無駄に廃棄されていることであり、飢餓に苦しむ方たちの救済は副次的なことと考えています。食料の無駄使い、一番望ましいのは国民への啓蒙により国民自体が自主的に抑制することですが、それが難しいなら、酢個さんの仰る刑罰による抑止か、私の提案の元を断つ(無駄な食料は渡さない)若しくは諦める・無視するしかないのでしょかね?!あと、配給制は本当に国内での必要な食料の確保が困難状態になった時、公平に食料を分配する方法としては適しているのではないかと思います。(第3者機関による公平な運営の監査は必要でしょうが)
現状でも貧窮のために十分な食料を摂取できずに栄養失調で死に到る方も時々ニュース等で報じられていますので、生活保護という観点から(悪意をもった方による搾取が可能な)金銭による補助より命に関する直接的な補助(食料・医療・居住地の確保等)を優先して検討・実施すべきではと思います。
どんな対策でも、抜け穴が沢山あればザル対策ですね。ただ、穴を一つ一つ潰していけば、それなりの効果が認められるかも知れませんね。

1)自給率の改善は必要だと思いますか?

思います。昨今は経済発展と温暖化の影響で、耕作地の減少や海の資源が枯渇する問題、あるいは食料の奪い合いで戦争になってしまい、潜在的自給率の高い国でも、食料の確保が難しくなる可能性が存在しますので、最近日本で本格的に始まろうとしている室内農業(農業の工業化)や栽培漁業などに期待するしかないと思うからです。

必要だと思うならそのための対価としてはどの辺まで受け入れられますか?

エンゲル係数がかなりあがっても、受け入れざるおえない事態は考えておくべきだと思います。

2)生産量のアップには生産者の生産意欲の向上が必要だと考えられますがそのために食料品の価格が大幅に上昇しても仕方ないと思えますか?(安価な外国品があっても自給率向上のために高額な国産品を買いますか?)

そうすべきだと思います。(仕方ないと思います。)将来、輸入には頼れなくなることも想定しておくべきです。アメリカがいつまでも今のようにシーレーンを確保してくれるわけもないですし、そもそも、輸出余力のある国がなくなってしまう可能性も考えておくべきです。どうもこの温暖化の影響はただでは済まないような気がしています。

3)現在、日本国内で廃棄されている消費期限切れ食品や食べ残し、これらを発生させなければ世界でどれほどに命が日々救われるか、非常に興味深いですが、これらを政策的に激減させる方法(配給・切符制)の導入についてどう思いますか?(感情的な意見ではなく、問題点、要検討内容、代案 等)

破棄される率は収入に対する食料価格の上昇によって減少すると思います。したがって、よほど食料事情が悪くならなければ、配給制の導入をする必要はないと思います。

  • 回答者:わんだ100 (質問から3日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答有難うございます。
如何も私の質問が舌足らずで、誤解された回答が多いのでここで補足と改めての質問をさせていただきます。
1)(海外から安定して食料品がコストは別にして必要量の輸入が可能であることが確約されている状況下においても)自給率の改善は必要だと思いますか?
2)についてもご解答の前提条件(食料の輸入が困難になる)を取り除いても同意見ですか?
3)確かによほど食料事情が悪くならなければ、配給制の導入をする必要はないでしょうが、逆に言えば、世界的な各種農作物の不作が続けば可能性がでてくるということでは?
毎度、災害時等の緊急事態でのまともな初動態勢を取れない日本政府には、平時に緊急時の対処法を論議し、緊急時に優秀な官僚が適切に法に則り対処できるよう体制を整えておく必要があるように思えるのですが如何でしょうか?

食料の自給率を上げることは必要だと思います。先進国で自給率が40パーセントしかない国は日本だけみたいです。このままだとたとえば戦争で海上輸送が断たれれば食料がなくなる可能性があるということになります。日本の位置する極東地域は軍事的に紛争の可能性が高い地域のままです。そして日本が争いに巻き込まれない保障はないと思います。
国産で賄うにはある程度の対価は仕方ないと思います。今まで農業をおろそかにしすぎていました。農家が儲かるしくみをつくっていかなくてはいけないと思います。たとえば株式会社を立ち上げて農家を会社員にして収入を安定させたうえでやる気を起こさせるなどいいかなと思います。

  • 回答者:io (質問から8時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答有難うございます。
自給率を上げなければと唱えることは至極簡単です。
しかしながら、それを実行しようとすると、さまざまな問題が浮き上がってきます。
自給率の向上は、単に農家の問題ではなく、国家としても問題であり、消費者もよく考える必要があるはずなのに、どうも他人事のように受け止めている方が多いように感じます。(私の単なる気のせいでしょうか?)

さてご提案いただいた農業の株式会社化、一部の作物(茸類、もやし等)では機能しているようでありますが、主要農作物である米等では難しいのでは?(なぜなら、天候等による収穫物の安定性の確保が困難なため、利潤追求が基本である私企業ではリスク管理上避けたい事業と思われます。そういう意味では私企業ではなく国家事業[国営農場]の設立は如何かなと考えているのですが。労働力としては、一般国民に対して農作物の生産の重要性を啓蒙する意味も兼ねて戦前の徴兵制度のようなものを復活させて若者に半強制的に農作業等をさせるのは如何かなと思います。[補足として農作業以外の作業として、高齢化社会問題の対策として高齢者の介護等もさせてはと思います])

また、本相談は期限まで締め切る予定はありませんので、自給率アップに対するなにか良い案が思いつきましたら回答の補足等で教えていただけると幸いです。

1)自給率の改善は必要だと思います。
海を渡って安価で食料が入ってくるという事は防腐処理がされていると
いう事です(乾燥、冷凍以外の食品)
大豆が貨物船の中で大規模に殺虫処理されている事は余りにも有名な話で
国内大豆の数倍以上の農薬残留があります。ただそれが許されている
のは基準値以下だというだけの話です。
出来る限り安全な食品をと臨むのは国民としては当然の話です。
そもそも食品基準に関しては(も)私は厚生省を信用していません。
未だにトランス脂肪酸が生成されるショートニング使用を許しているのですから。
(ドイツ、デンマークではとうに禁止)

2)今現在も国産で間に合うものは国産品しか買っていません。
戦前、戦中前半の食料自給率は約7割でした。技術進歩もしている事ですし
本気で改善する気があれば8割はいく筈です。
今より出回ればそんなに高騰する心配はないでしょう。

3)配給は国が直接、国民の生活を統制する事になり反対です。
これを許せば配給以外の事にも及ぶ恐れがあります。

>1)の件、自給率の改善と輸入品の管理基準の問題は、明らかに別問題ではないですか?

管理基準を上げれば船便での輸入はまず出来ないとみた方が宜しいかと。
何故積み込み前や船の中で「燻蒸」しなければならないのか?が理解お出来にならないと
この議論は何時まで経っても平行線です。

>2)価格競争において不利な国産品を選んで買う方の絶対的な比率は現状では極めて少ないように感じますが

自給率があがれば輸入する必要性もなくなるのですから、輸入品をストップする方向に
もっていけば良いのです。
最終的に管理基準を目いっぱいに上げれば、事実上輸入するのは不可能になります。
今行われている積み込み前や船上での「燻蒸」は出来なくなり、生鮮食品やそれに
近い食品は船の中で腐るか虫の餌食になり、日本の港に付いた時には売り物に
値するものではなくなっていますから。
航空便を用いれば国産品と同等価格、または高くなってしまいます。
輸入品が入ってこなければ好むと好まざるとに関わらず、国産品を買うのが
当たり前になります。
需要が拡大すれば利益も上がり農業従事者は増加していくでしょう。
当初は農業従事者への公的支援が必要になりますが、ある程度までいけば上手く
回っていくと思っています。

>3)食料品が十分に供給可能であれば、自由経済に任せて国家統制をする必要はないでしょうが、十分量を確保できない場合、貧困層は餓死しても構わないとの意見ですか?
>本旨は、戦中の食料物資の調達が十分でなかったときのような状態になった

ものごとは何ごとも急には進みません。困窮者が出ないようソフトランディングで
徐々に政策を進めていくのが常識です。まずは国内自給率を徐々に上げるようにし
それに従って管理基準を少しずつ上げていけば良いのです。
管理基準を上げたり、法を変えるに従って徐々に輸入食材は入り難くなっていきます。
日本は幸いなことに海に囲まれいます。これを上手に利用するのが得策かと。

【青酸性薬品で燻蒸された食品】を好んで食べたいのならば無理に止めはしませんが
余程の変わり者でない限り、出来ればそんな品を口に入れたくないと普通は
考えるのではないかと思います。
現在ファミレスの一部でも国産食材を謳い始めました。
広く、輸入食材の危険性を喧伝すれば意識も変わっていくのではないかと思っています。

--------------------
>輸入品は安全管理の問題は、輸入品のコストや安全性には影響がありますが、自給率には直接的には関係ないのでは?

関係ないことはないでしょう。
自給率がどんどん低下していったのは貿易自由化以降ですから。
もしかして、日本が保護貿易をしていた事実をご存知ないのかしら?

>>>広く、輸入食材の危険性を喧伝すれば意識も変わっていくのではないかと思っています。
>>本当にそうでしょうか?
>貿易自由化以降、自給率が低下したのは、大半の国民が安全性や非常時の食糧確保より、コストを取ったからでしょう?

安全面が国産品と同等に確保されていると信じきっていたから輸入食材を買って自給率が
低下したのです。
昔は情報を入手する術が一般庶民には殆どありませんでしたから。
しかしネットが普及するにつけ変わりつつあるのが現状です。
「輸入品には不安からあるから自給率UPを」と他のご回答者の方が述べている事が何よりの
証拠でしょう。
試しに「国内品より安全面に不安があっても輸入食材を買いますか?」と質問されてみれば
良いのでは?

  • 回答者:葛もち (質問から7時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ご回答有難うございます。
ご回答のご意見、至極当然の内容と思われますが一部に誤解があるとも思えるので一言述べます。
1)の件、自給率の改善と輸入品の管理基準の問題は、明らかに別問題ではないですか?
自給率が上がっても国内で色々な処理をすれば問題は同じであろうし、また、輸入時の管理基準をより厳しくすれば、懸念されている問題は解決されると思えるのですが。
ここで問題にしているのは、輸入に頼っているといざと言うときに食料の供給が滞るということです。そういう意味では貴重なご意見ですが少し的外れではと思います。
2)より多くの方が国産品しか買わなければ当然、輸入品の消費が下がり自給率は改善するでしょうが、価格競争で不利な国産品を選んで買う方の絶対的比率は極めて少ないと感じますが、貴方は如何感じられますか?また輸入品を買う方が大勢いるから、国産品価格は抑制されえいますが、輸入が止まれば市場原理の需供バランスから考えて桁が変わるものも多数あると思えるのですが。また、戦前・戦中の例を取上げておられますが、技術は進歩しても農業に従事しようとする方の絶対数が激減しています。その主な要因は採算性にあると思われます。採算性(利益率向上)のためには販売価格を上げる必要があると考えられます。(現状は、安い海外製品との競争のため価格上昇は抑制されていますが、この縛りがなくなれば)
3)食料品が十分に供給可能であれば、自由経済に任せて国家統制をする必要はないでしょうが、十分量を確保できない場合、貧困層は餓死しても構わないとの意見ですか?
相談における前提条件の提示がなかったので、多分現状での実施との理解で回答されていると思いますが、本旨は、戦中の食料物資の調達が十分でなかった時のような状態になった(若しくは、安全性等に疑義のある物資は取り合えず手に入るが、安全な物は限定量しかない)場合を想定したときについてです。この場合、自主流通で、特定の処だけに有用物資が流れても気になさいませんか?それよりも国家統制にはなりますが原則公平な公的機関が平等に物資を分配することの方が望ましいとは思いませんか?(但し、公的機関の不正防止のために、NGO等による監視機構の設置も重要になるとは思いますが)
いろいろと書きましたが、特に頂いたご意見について批判する気は毛頭有りません。只若しかすると私の読解力不足による誤解をしている恐れが有りましたので、ご確認と回答の補足を頂ければ幸いです。
-------
丁寧な追加の回答有難うございます。
しかしながら1の質問に対する回答は論旨よりズレているように感じるのですが。
輸入品は安全管理の問題は、輸入品のコストや安全性には影響がありますが、自給率には直接的には関係ないのでは?(2の回答で述べられているように間接的には関係しますが)
2の回答に関しては、鶏(自給率の向上)と卵(輸入量の削減)の関係でどちらが先かは極めて難しいと思います。葛もちさんは鶏が先との意見のようですが、私は日本の今までの政策からして卵が先ではないかと思います。
3の回答については、仰ることは正論であり、理想論であるとは思いますが、実現の可能性については如何お考えですか?
最後に【青酸性薬品で燻蒸された食品】について、それしか食べるものが無ければ多くの方が好むとは思いませんが食べるのではと思います。また、危険性とコストの問題もあります。この辺は1の質問における”対価”とも関係してきます。
>広く、輸入食材の危険性を喧伝すれば意識も変わっていくのではないかと思っています。
本当にそうでしょうか?日々、何とか食いつないでいるような方にとって、安全性のために高額な食材を手に入れ1食抜くのと、安全性は妥協してお腹一杯毎日3食食べるのとどちらを望まれる方が多いと思いますか?私は半々か後者の方が若干多いのではと感じますが?
因みに、相談の本文で書いた”自給率の改善は必要ない”は、政策目標として”必要ない”ということであって、色々なことの結果として上昇することは好ましい結果であると思っています。また、葛もちさんが述べられている食の安全については輸入品に限らず国内品も同等に問題視すべきであり、本当に気を配るなら自家栽培かそれに類したものを利用するしかないのではと思っています。
---
文字制限に引っかかったので手短に。貿易自由化以降、自給率が低下したのは、大半の国民が安全性や非常時の食糧確保より、コストを取ったからでしょう?(安全を題目に再び保護貿易に走れと言いたいのですか)?ファミレスの件は市場拡大の停滞化対策としての他社との差別化のためでしょう。私の言っている政策目標とは、我々国民が代議士に求めていく政策のことですが....

1):必要でしょう。無駄をなくせば対価など発生しないでしょう。

2):省力化や、やはり無駄(機械の共有など)をお抑えれば・・・

3):事実をまず公的機関が【公表】すればかなり・・・

事実の中には、本当の自給率の公表も含まれています。

原油の輸入がもし止まったらどうなるか?
この高騰で多少は色々な所から悲鳴?が聞こえ
省力化されたとはいえ日本の実情は多少皆の目に見えてきたかもしてませんが・・・

TVか?もし止まれば、日本が養えるのは1000万人程度との試算が政府にあるそうです。

名簿すら・・・

私の名前はないでしょう。

  • 回答者:kingofitou (質問から3時間後)
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簡潔なご回答有難うございます。
しかしながら簡潔すぎていまいち真意が掴み取れません。
もし、よろしければ補足をお願いしたいのですが如何でしょうか?

1)無駄をなくせば対価など発生しないでしょう。
対価は払えないということでしょうか?または、対価が発生するようなら、生産者は食料を自己消費のみにして、非生産者は食糧不足で餓死してもしょうがないと言うことでしょうか?または生産者は消費者のための奴隷であり、生産原価が販売価格を下回ってもそれは無条件に無駄があるからだと言うことでしょうか?

3)事実をまず公的機関が【公表】すればかなり・・
日本の一般国民がそれなりの危機感を持ち、行動を取るようならこのような杞憂は抱かなかったのですが....
私の考えでは公表してもいまいち危機感を募らせることはないかと!(少なくとも食料不足による危機の経験を持っている方は少なくなりましたし)

政府が試算した国が養える人数は、国の保護下においておける人数ではないでしょうか?
そこからはみ出しても、自分で食料を確保さえすれば、十分に生活できるのでは?逆にその名簿に載っていても政府が予定していた食料が確保できなければ(生産者が国に食料を渡さなければ)....

備えあれば憂いなし。もしものために頼りない政府を当てにせず、自活するか、政府にしっかりしてもらうために活を入れるか、平和ボケをした日本国民もしっかり考えるべき段階に入っているのではないでしょうか?

1)
自給率の改善は必要だと思います。一番大きいのは安全保障上の問題です。
世界的食料不足に見舞われた時、必ず食料輸出国は自国優先になるので、日本が食料を手に入れにくくなります。
対価に関してはよくわかりませんが、そのために税金を回すことも必要だと思います。

2)
高い国産品を買い続けることは難しいです。ですが、生産者としてもこれ以上価格を下げるのは困難です。その差は政府の政策で埋めるのがベストだと思いますが、国際的には批判される政策なのでそれも難しくなります。これは非常に難しい問題で私にも名案がありません。

3)
食品廃棄を減らすことは環境面からも食料政策の面からも非常に有効かつ現実的だと思います。
ただ、政策的に激減させる方法(配給・切符制)の導入の前に、民間企業で対策を実行した企業を優遇するなど側面支援の方向で考えるべきだと思います。
たとえば、コンビニが期限切れ間近の食品を安売りするような販売方法がとれるようになればそれだけでも随分改善すると思いますが・・・・

ちょっと抽象的ですが、食品をすぐに食べることがはっきりしている場合は消費期限近くの食品でもよいわけですから、そういうところとの連携がスムーズにできるような機関を政府が設けるというのもいいと思います。

  • 回答者:馬鹿者 (質問から25分後)
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早々のご回答有難うございます。

失礼とは存じますがご回答に対して2,3の質問をさせてください。
お気に触るようでしたら、御返答いただけなくても結構です。その際は愚か者の戯言だと語一笑に帰して頂ければ幸いです。

1)自給率向上を政府がうたい、税金を今の2~3倍程度に上げても仕方がないと思えますか?(税金を回すということは、どこからか税源を確保する必要があり、政府にとっては税金アップの良い口実にできます)

2)食品の価格上昇は政府に、消費の抑制は民間にですか?
食品の価格(特にお米)においては現状の政府の農業政策は抜本的に改善する必要があると考えます。農家も他の産業と同じく採算性を確保できない方は止めて頂き、国民への食料の安定需給には国家としての農産物生産(国営農場)と輸入品で対処すべきかと。(これに伴いブランド米等は需要があれば価格が1桁ぐらい上がってもいいのではと思います)

3)コンビニ弁当等の件、スーパーなどでは良くやってますね。
ただ、コンビに弁当等では、廃棄弁当を家畜の飼料等にまわしている場合もあり、この場合は有効活用されていると考えるべきでしょう。反って安売りして、買われた後、ほとんど残して廃棄された場合、単なるゴミになってしまいます。残り物で一番問題になるのは、やはり家庭での残り物ではないでしょうか?昔はもったいないと残り物を工夫して次のおかずにしたりしていましたが今はあまりそのようなことも無いような。
今の日本における家庭での食育はどうなっているのでしょうかね?

>そういうところとの連携がスムーズにできるような機関を政府が設けるというのもいいと思います。

確か消費庁とかの構想があったような?で、政府に任せてまともに機能すると思いますか?現在の厚生省を始め、各省庁を振り返って考えた場合。

1自給率の改善は必要だと思います。
 その為の対価としては、2で述べることを含め、2〜3割の価格上昇までならしか た無いと思います。
2生産量のアップについてですが、これは今すぐアップ出来ます。
 現在市場に出回っている食料品は規格内のものです。規格外の物をしゅっかでき るようにすれば、物によってですが3割ほどは簡単に上がります。
 例えばキュウリなどは、少しでも曲がっていたら駄目、大きくなりすぎたら駄目 などという制限がありますので、それは多くが廃棄されています。
3問題は国民意識が大きな要因だと思います。
 どのように解決するかは、現在の資本主義は拡大再生産が基本です。
 より多くの物を買わせ、消費させることが目的となっています。
 これを変えて行くには、時間が掛かりますが、啓蒙活動が必要だと思います。
 ただ、これは効果は薄いと見ますので、もっと何十年か先を見据えて、学校教育
 レベルで教えていくしかないと思います。
 これは、軍国主義から、民主主義へと思想が変わった物と同じ事と考えて下さ
 い。

追記
1)について。
これは、食糧自給率を緊急に上げざるを得なくなったとき、取るべき方策として書きました。
2)について
言葉足らずですいませんでした。
>これを変えて行くには、時間が掛かりますが、啓蒙活動が必要だと思います。
このことは、家庭もしくは地域社会ということです。
この前提があって、学校教育で行っていこうと言うことです。
現在農林水産省では、食育と言うことで、学校教育の中に出前授業として行っています。
今のところは、ある程度好意的に受け止めて貰えています。
3)について。
そうですね。しかし、先ほど例として出したキュウリですが、出荷規格はJAなどが決めています。
買う方としては、まっすぐなキュウリより、少し曲がったキュウリが安く売っていれば、今の不景気の中それを選択するでしょう。経済は後退しているので、質素にならざるを得ないのが今の状況です。
>実施前に多くの国民の意見をくみ上げ、不平・不満のより少ない対策を確定する必要があると思われます
先ほど、学校教育レベルから替えていくと書きましたが、それでは数十年かかってしまいます。
そのことを考えても時間が足りないことが分かります。実際、手遅れになりつつ有ると思います。
一度は、飢えとまではいかなくても、かなりの食糧不足を経験することになると思います。

  • 回答者:よしき (質問から24分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早々のご回答有難うございます。

ご回答いただいた御意見、最もだと思います。
ただ2,3点、疑問に思うことがありますので、よろしければ追加の回答をいただければと。

1)規格外品の流通について、そもそも昔は農業製品に規格などというものは無かったと思いますが。流通の発達と共に生じた規格の設定。これに逆流することが有効に機能するでしょうか?(基本的に一般国民の意識改革の問題ですが)現状では、市場に流しても、結局は買い手が付かず廃棄処分となるような気がしますが。
2)学校教育レベルで教えていくしかないと思います。について
このような思想がらみの内容を学校で教えるとなるとやたら反発が多くて難しいのでは?(飽食に時代に育った親にとっては耳に痛いないようですから)また、この様な問題は学校ではなく、家庭若しくは地域社会で啓蒙していくべきことのように思えますが如何でしょうか?
3)一度豊かさを知ったものが知識としては理解しても質素な生活に戻るのは人であるなら難しいのでは?とすると国の方策として遂行するしか実行は困難かと!ただその場合、実施前に多くの国民の意見をくみ上げ、不平・不満のより少ない対策を確定する必要があると思われます。また、対策も急激に行うはなく、十分な周知徹底と関係者各自の十分な適応が行えるよう開示後、十分な時間を掛けての施行をと考えています。とするとそろそろ考え始めないともう手遅れ?!

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