一般の事件はおおむね信用しています。
ただ教育委員会の犯罪は、なかなか捜査しようとしません。本当に明らかな証拠を突きつけられて、しぶしぶ捜査するだけです。
いじめ自殺にまつわるうその書類を、教育委員会や校長が出した例は多いです。
例えば滝川市の江部乙(えべおつ)小学校のいじめ自殺事件は、教育委員会が「いじめ」ではなく「その他」で文科省に報告していても、虚偽公文作成罪で立件しませんでした。
また熊本市の田迎南(たむかえみなみ)小学校の女児水死事故も、遺族に責任を軽くするためのうその回答書が渡されました。教育委員会ものちにうその回答書である事認めているのに、警察は立件していません。
【校長、教頭、教育委員会が死亡事故の回答書を偽造/熊本】
http://sooda.jp/qa/392713
また名古屋市の柳小学校では、裁判の判決で「学校側が報告書に4段ではなく『3段』と虚偽の記載をした」「教頭が男児の『飛び降り』を前提とし別の児童から事故状況の聞き取りを行い、回答を誘導した」と裁判所が認定し、判決も確定しています。
しかしこれまた警察は、職権乱用や虚偽公文書作成で立件していません。
【運動会練習で骨折 名古屋地裁 過失賠償命令 小6 「学校側 保身のためうそ主張」】
http://sooda.jp/qa/377717
教育委員会の腐敗には警察が徹底的にメスを入れてほしいのですが、両者は特殊なつながりがあると思います。
===補足===
また埼玉県の大宮市(当時=現さいたま市)宮原(みやはら)中学で起きた内申書虚偽記載問題も、警察は捜査しようとしませんでした。
体罰で不登校になった上、内申書に書かれ受験した全高校を不合格になり、保護者が当時の校長と教頭を有印虚偽公文書作成・同行使容疑で浦和地検に告発したのに、校長は嫌疑不十分で不起訴処分になっています。
また教頭については有印虚偽公文書作成・同行使が成立すると判断しながら、起訴猶予処分になっています。
【埼玉県大宮市立宮原(みやはら)中学校事件】
http://sooda.jp/qa/388758
警察は教育委員会や校長・教頭をかばっていると思われても仕方がないでしょう。