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「人格者」「スポーツ選手の鑑(かがみ)」と謳(うた)われた名選手の、若いころの愉快な失敗談です。

パリ巡業で酔っぱらって、ある幕内力士が相撲協会の役員に「ハゲ」と言って絡んだという面白い逸話です。

◆土俵に生きて（中）元大関魁皇(かいおう)・浅香山(あさかやま)親方　
2011.9.14 03:38 産経ニュースより一部引用
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110914/mrt11091403410000-n2.htm

－－武双山（むそうやま　現藤島親方）がライバルだった

　浅香山親方
　年が近いからマスコミがライバルと言って、気がつけば意識していた。あのタイミング（アマ横綱となり専大中退）で入ってきて、自分は１５歳からプロでやっている。だから絶対に負けたくないという思いが強かった。

　そこはプロとしてのプライドだよね。大関に上がってからは千代大海もそうだった。同じような環境でかど番で苦しい思いをして、自分も負けないようにと取れた。その時々に良い競争相手がいた。

　－－平成１６年秋場所で５度目の優勝を飾り、続く九州場所で準優勝（１２勝３敗）。最も横綱に近づいた

　浅香山親方
　それについては別に何も。貴乃花（現親方）が横綱になるとき、厳しかったのを見ていたから、あんな成績でなれるわけがないと思っていた。３敗もしているし、負けた相撲も良くなかった。悔しいというより当たり前。力がなかったと思うくらい。

　－－酒にまつわる逸話も。パリ巡業では酔って相撲協会の役員に「ハゲ」と言って絡んでしまったとか

　浅香山親方
　言ってしまったね。あの時はひどかった。相当飲んだ。パーティーで酔っ払って寝ていたら呼ばれて、行ったら「もっと飲め」って飲まされた。いろんなことがあったから昔は。若い時は場所中に夜、験（げん）直しで飲みに行ったりしていたけど、今は外で飲んでいるのが悪いみたいな雰囲気はある。

　－－現役２３年余り、大関で１１年。角界は変わったか

　浅香山親方　１０年ぐらい前までは、お互いの力と力がぶつかる相撲だった。思い切り当たって、まわしをつかんでぶん投げて。これが、勝負にこだわるようになって引いたり変化が増えた。相手に力を出させない相撲かな。相撲は取りづらくなったな。

　－－周囲の視線も

　浅香山親方　あの当時はお客さんは多いし、みんな関取の名前を知っていた。最近はお客さんが減ったけど、外国の方々が増えた。外国出身の関取が活躍しているからだと思う。（宝田将志）

◆私は(魁皇も以前はかなり酒を飲んでたんだな。言われた役員はどんな風に怒っただろうな?」と思い、非常に愉快です。

ご覧になったかたがたは、どのように思われますか?

質問者：コモドドラゴン
質問日時：2011-11-22 14:30:40
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