原発はその存在自体が危険であり「安全」であることはあり得ません。
またこの記事にしても「安定」したなんてことは言ってません。
安全なんて言っていたのは、事故が起きたら真っ先に逃げ出す「肩書き付き」の人たちだけです。(通称原子力マフィアは真に危険な場所にはいきません。)
現場で働いていた人たちはその危険性を肌で感じていたはずです。
だからこそ現場の作業員たちは必死にこの状況を改善しようとしているのではないでしょうか?
彼らは放射能まみれになりながら、設計や安全対策のミスに対する究極の「しりぬぐい」をしています。
文字通り「命がけ」ですので、お金のためだけではできないでしょう。
いつの世も、どんな職場でも、現場で働いている人達は、責任感と誇りをもって働いています。彼らにも僅かに責任はあるでしょうが、設計や安全対策の不備を「作業員」に求めるのは間違いでしょう。
彼らは、この事故で木端微塵に砕かれた「誇り」を取り戻す戦いをしているだけです。
事故を起こした東電を責めるのは簡単ですし、その津波&地震対策は非難してしかるべきですが、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的な非難はいかがなものかと思います。