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ロンバード型貸出制度とは何ですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-08-30 00:01:03
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回答してくれたみんなへのお礼

有難うございました。

ロンバート型貸出制度(補完貸付制度)
金融機関が日銀から公定歩合で短期資金を借りられる制度で、 金融機関の資金調達を、低金利で安定的に行わせる仕組みです。
2001(平成13)年3月16日から導入です。

金融機関が、日本銀行から公定歩合(日本銀行が金融機関に貸し出しを行う時の基準金利)で短期資金を借りられるという制度です。
従来の公定歩合貸し出しでは、日本銀行が、貸出先の銀行や貸出限度額を決定していました。
ロンバート型貸出制度では、日本銀行は、金融機関の申し出に応じて必要額(金融機関が予め差し入れた担保の範囲内)を機動的に貸し出します。

ロンバート型貸出制度は、翌日返済を原則としますが、連続5日まで公定歩合での借り換え(ロールオーバー)が認められます。
ただし、6日以上借りる場合には、公定歩合に2%上乗せした金利が適用されます。
金融機関が短期資金を必要とする場合には、通常、銀行間同士でお金を貸し借りするコール市場を利用します。
コール市場の貸出金利は公定歩合より安いのですが、景気が悪くなると、お金を必要とする金融機関が増加し、コールレートが上昇してしまいます。

ロンバート型貸出制度は、金融機関の資金調達を低金利で安定的に行わせる仕組みです。
短期市場金利が公定歩合より上昇することを抑制する効果があり、実質的に日本銀行が短期市場金利に「上限」を設ける仕組みといえます。
市場に安心感を与えることで、景気回復につながると期待されていました。

  • 回答者:匿名希望 (質問から5日後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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