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大きな地震があったときに基礎工事段階の建物はよくないと聞きましたが
どのような問題があるのでしょうか?

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-07-21 21:25:24
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コンクリートが打ち立てて、硬化中に強いストレスがかかると粉砕又は、細かいクラックが入ることが考えられ、強度が極端に落ちます。
使われているコンクリートの分類や種類、季節(温度)により硬化時間が異なりますが、完全硬化は1週間と言われています。
それ以外は修正可能筈なので、工期が遅れるくらいだと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から59分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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ひとことで基礎工事といってもどの段階かで被害が変わります。
基礎工事とはまず地盤の補強から始まります。地盤改良(薬液、セメント系固化剤)や基礎杭施工(既製杭、場所打ち杭)があります。
そのあとで建物を支える基礎(このあたりから一般的に基礎と見られることが多い)工事になりますが、ここでもまずは土の表面はデコボコしていますから馴らし(捨て)コンクリートを打設してその上に基礎コンクリートが打設されます。(小規模建築物では、この場合も工場で作られる既製のものもあります。)
これら工事の中で生コンクリートを現場で打ち込むことはよく見かけることと思います。一般的にコンクリートの硬化は特別な処理をしない限りほぼ1ヶ月で固まります。
コンクリートの設計強度は材令冷28日(通常4週強度という)で、最終強度の80~90%程に達します。また、1週(7日)で4週強度の半分前後くらいの強度になり、4週後は7~80年にわたって徐々に強度が出てきます。
この事から4週間(特に1週間)内に地震等の直接被害を受けたら目に見えない微細なクラック(ひび割れ)が発生してその構造体の強度が確保されなくなります。
このクラックはコンクリート強度もさることながら、クラックから侵入する水によって鉄筋を腐食させでその構造体全体を弱いものにします。
目に見えるクラックや見えないクラックも含めて強度チェックの方法もありますが一般的ではありません。

  • 回答者:玄武 (質問から16時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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