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流体軸受けとはどんな物ですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-07-17 00:27:35
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分経過し、十分納得の行く回答も戴きましたし、後続の回答も無いようなので終了とさせて頂きました。(終了時間・0:58)
有難うございました。

モーターの回転軸の軸受部に油や空気などの流体を使用したもの。
油を使用したものは「オイルベアリング」とも呼ばれる。
モーターの回転軸と軸受の間の空間に、通常はベアリング球と潤滑油を充填する(これを「ボールベアリング」という)ところを、流体軸受では油や空気などの流体を介在させるのみで滑らかに運動させている。
流体軸受の採用によりモーターの長寿命化、低騒音化が可能で、ハードディスクドライブや廃熱ファンなどに採用されている
http://e-words.jp/w/E6B581E4BD93E8BBB8E58F97.html

===補足===
軸受
ハードディスクドライブを構成する回転構造のうち、プラッタの回転軸には、玉軸受(ボールベアリング)や流体動圧軸受(Fluid Dynamic Bearing;FDB)、流体軸受が用いられている。
玉軸受を使用する場合には、軸受から発生する磨耗粉などの侵入を防ぐためにシールが不可欠であり、シール性能の高い磁性流体シールが主流となった。

流体動圧軸受はモーターの軸と軸受の間がオイルで満たされている。停止しているときは軸と軸受が接しているが、回転することにより潤滑油に動圧が発生して軸と軸受が非接触状態となる。そのため回転抵抗が非常に低く、静音で長寿命であるため、近年では流体軸受(動圧ではない)の方が主流である。オイルシール部は撥油膜(オイルを發ねる)で被われており、大きな衝撃を加えない限りは潤滑油は飛散しない。停止している状態や回転数が低いうちは接触による摩擦抵抗が大きいため、大きな起動トルクが必要となる。このため、流体軸受を採用したドライブの最大消費電力はボールベアリングを採用したドライブよりも高めになる。また、極端に環境温度が低下するとオイルの粘度が高くなり、十分な動圧を発生できるほどの流動性を失うことから、機器の使用環境温度の下限が軸受の特性によって支配される場合がある。
いずれの軸受の場合でも、長期にわたる使用により摩耗したり劣化して回転抵抗が増加する。これによりプラッタの回転速度が不安定となりデータの読み書きにエラーを発生するようになるのが、軸受の寿命によるハードディスクドライブの故障として多い例である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96

  • 回答者:匿名 (質問から2分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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