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2002年のモスクワ条約とはどんな条約ですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-05-17 00:02:39
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から一日経過し、後続の回答も無いようなので終了とさせて頂きました。
(終了時間・5月18日・0:11)

モスクワ条約(モスクワじょうやく)とは、2002年5月24日に、ロシアとアメリカ合衆国間で結ばれた核軍縮条約。
正式名称は、アメリカ合衆国とロシア連邦との間の戦略的攻撃能力の削減に関する条約
両国の戦略核弾頭の配備数を2012年までに1700~2200発まで削減することを定める。核弾頭及びその運搬手段(ICBM、SLBM及びそれらのMIRV弾頭、戦略爆撃機等)の
廃棄義務は無く、構成も両国各々が決定する。削減対象とした核弾頭の保管も可能。
SALT I (1969年-1972年)、 ABM条約(弾道ミサイル迎撃ミサイル条約) (1972年)、SALT II (1972年-1979年)、INF条約(中距離核戦力条約) (1987年)、START I (1991年)及びSTART II (1993年)を含む両国間における相互核軍縮に関する一連の条約・交渉に続くものである。
2010年、最新の新STARTが締結され、終了した(第14条第4項)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF%E6%9D%A1%E7%B4%84_(2002%E5%B9%B4)

===補足===
戦略攻撃能力削減に関する条約(モスクワ条約)
同条約の概要は、以下のとおり
1.2012年までの10年間で、米露の戦略核弾頭を各々1700~2200発に削減することを定めた、法的拘束力のある「条約」。(発効のため両国議会での批准が必要。)
2.前文と全5ヵ条からなる(約3ページの)非常に簡素なもの。
3.配備された戦略核弾頭数の削減を定めたもので、核弾頭自体、及び運搬手段(ICBM、SLBM等のミサイル本体、爆撃機等)の廃棄は義務付けられておらず、米露両国とも削減した弾頭の保管が可能。
4.(削減せずに保持する)戦略攻撃(核)兵器の構成、構造については両国が独自に決定する。(ICBM、SLBM、戦略爆撃機等の種類と数、MIRV弾頭の保有等については、規制されない。)
4.条約履行のため、両国間の履行委員会を年2回以上開催。
5.削減状況の検証措置等は、START(I)の規定に基づくとともに、履行委員会に委ねられる。
外務省
詳しくは
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaku/beiro/moscow.html

  • 回答者:匿名 (質問から4分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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