不景気はもう10年くらい続いていると思います。
当初はアジア通貨危機などありましたが、今はITバブル崩壊を得て、実際は2年前のリーマンショックが引き金として、
①金融不安(主に先物取引市場および法人投資家の取引流れが悪くなり市場が活発な動きをしなくなったこと)。
②リーマンショックを起因としたアメリカ自動車産業の混乱による自動車産業の停滞。
(これにより一時、全世界におけるハイブリット熱もストップ。その流れで関連する製造および情報サービス業などは川上から川下まで一斉に停滞)
③政権交代による産業全体の混乱。
これらの理由からコンシューママーケットにも悪循環をもたらし個人消費も停滞して、総括して悪循環がつづき不景気は一層深刻しているものといえます。
===補足===
今後はアメリカ経済の持ち直しと、自動車産業を中心としたBRICsおよびASEAN諸国への生産ラインのシフトによる価格低減がなされた逆輸入製品に依存する形となりますが消費の回復見込みと、産業の空洞化と揶揄され中国などへ転出したエレクトロニクス関連が一部、再度、日本に戻ることにより内需の微増もあるので、消費と産業の回復も期待でき少しは持ち直していくものとポジティブ視出来ます。