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プライス・キャップとはどういうことですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-01-05 00:00:54
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分経過し、十分納得の行く回答も戴きましたし、後続の回答も途切れたようなので終了とさせて頂きました。(終了時間・0:32)
有難うございました。

物価の決定方法の一
政府が定める価格を上限として、各社で自由に価格を決められる制度。
この政府が定める価格は、現在の価格に毎年の消費者物価上昇率分を上乗せした金額が上限とされることが多い。上限を決めるだけなので、値下げは各社の自由である。
従来は価格が国の許可制であった電話料金や鉄道運賃などで、規制緩和の一環として採用されている方式で、増収や合理化などの企業努力が即刻価格に反映される利点があるが、先行的な設備投資が先送りされる可能性が指摘されている
http://www.wdic.org/w/POL/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E5%88%B6

===補足===
公共料金の設定方式の1つで,価格上限規制方式ともいう
米AT&Tや英BTなどが,電話などの通信料金の設定に用いている。
この方式は,料金の値上げ率の上限を一定に決め,その範囲内ならば料金を事業者が自由に設定できるというもの。AT&Tの場合,米FCC(連邦通信委員会)が値上げ率の上限を「GNP物価指数マイナス3%」に定めている。
日本の場合は,コストに報酬額(事業資産に報酬率をかけたもの)を加えた総括原価を
算出し,これを3~5年間の需要予測で割って料金を算定する方式(公正報酬率規制)を
採用している。
(1)事業者が提出する膨大な費用情報を郵政省が審査するのに時間がかかり,新サービスを打ち出したり,料金体系の変更がタイムリにできない
(2)サービス単位ごとに総括原価を算定することが原則だが,複数のサービスに共通な費用の配分が難しく,常に不透明感がつきまとう
(3)ユーザーごとのニーズに多様な料金体系で応えるための柔軟性がなく,個別の最適料金を設定できない
(4)事業者のコスト削減努力は利益の増大につながらず,逆にコスト削減努力を怠っても利益は確保される―などの欠点が指摘されている。
このため,郵政省(現総務省)は99年6月に,NTT東日本とNTT西日本に対しプライス・キャップ方式による規制を適用する方針を示した。
対象となるのは,電話,ISDN,専用線の料金で,料金改定を郵政省に届け出る際に,上限価格の範囲内(郵政省が毎年決めるもの)で変更しなければならない。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10001504/

  • 回答者:匿名 (質問から7分後)
  • 4
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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プライスキャップ とは
鉄道や電気など公共料金を決定する際に
物価上昇率などを考慮した上限価格(プライス-キャップ)の範囲内での申請を認める制度。

政府がコストに適正利潤を上乗せする額を認可する総括原価制と比べ
企業が自社の判断で料金を決めることができる。

1970年代に欧米で公益事業の民営化が進んだ結果
イギリスでは電気・ガス料金アメリカでは電気通信で導入された。

http://note.masm.jp/%A5%D7%A5%E9%A5%A4%A5%B9%A5%AD%A5%E3%A5%C3%A5%D7/

  • 回答者:匿名希望 (質問から2分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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